関ジャニ∞によるテレビ朝日の音楽バラエティ番組『関ジャム完全燃SHOW』が8月27日に放送、ゲストにデビュー20周年を迎えたKinKi Kidsが出演した。

 この日のトークJAMでは、本人たちの事前インタビューのほか、関係の深いアーティストたちのコメントを交えながらKinKi Kidsの音楽的魅力を分析。まず最初にVTRで登場したのは、プロデューサーの織田哲郎。2001年に「ボクの背中には羽根がある」を手がけた織田は、KinKi Kidsには独特の「品の良さ」と「哀愁」があると分析。そのため、同曲は南米の民族音楽フォルクローレの哀愁を感じさせる仕上がりになったというエピソードを明かした。また、最新曲「The Red Light」を手がけた久保田利伸は、剛をファンク、光一をロックと形容し、「ファンクとロックの融合」にワイルドさを掛け合わせた楽曲を制作したと語った。そのほか、2016年「薔薇と太陽」を提供した吉井和哉は、KinKi Kidsの持つ独特の色気を“70年代エロス”であると分析。そして、これまでに16曲もの楽曲を提供している堂島孝平が「2人の歌声が1人に聴こえることがある」と明かすと、KinKi Kidsの2人がスタジオでレコーディングについて言及。基本的にレコーディングは一人ずつおこなうが、お互いの歌声を聴かずに歌っても、2人の歌声は「だいたい合っている」のだそう。また、VTRではJr.時代から25年来の親友であり、戦友・ライバルでもある長瀬智也も登場し、KinKi Kidsの音楽的魅力は「ドラマチックな楽曲」にあると語った。

 続いて、話題はKinKi Kids自身による歌詞作曲について。これまでに自らが手がけた楽曲を多数発表し、ジャニー氏も認めるほど高いプロデュース力を持つ2人だが、剛はソロのときは共感を求めず書きたいことを書き、KinKi Kidsの楽曲は多くの人に共感されるものを心がけているそう。一方、光一は「剛に歌って欲しい」ものを形にするとのこと。また、楽曲制作のエピソードとして、2001年「Hey!みんな元気かい?」のB面「愛のかたまり」が、2人の“反骨精神”から生み出された楽曲であることを告白。光一が作曲、剛が作詞を担当した同曲は、A面の「Hey!みんな元気かい?」に対し、「もっとKinki Kidsらしい、ドラマチックでメロディアスな曲を作りたい」「A面を越える曲を作りたい」という思いから生まれたそう。後になって「Hey!みんな元気かい?」の歌詞の本当の意味や楽曲の真の魅力を理解できたそうだが、当時はKinki Kidsのイメージとかけ離れた同曲を、どう表現したらいいのか分からなかったという。きっかけはどうであれ、2人の熱い思いによって誕生した「愛のかたまり」は、B面曲ながらファンによる人気投票1位にランクインするなど、長きにわたり愛されるナンバーとなった。

 “KinKi Kidsらしさ”について、当事者としては「なにも考えていない」「直感的」だというが、2人が情熱とこだわりを持ち、20年の歳月をかけてKinKi Kidsを作り上げてきたのは言うまでもない。デビュー当初から異様なまでの落ち着きを放ち、この日の放送でも古田新太に“50歳過ぎのオッサンのテンション”と突っ込まれていた2人だが、その落ち着きの裏側にある熱い思いを存分に感じさせてくれるトークJAMとなった。

 次回の『関ジャム完全燃SHOW』は9月3日放送、ゲストに石川さゆりが出演する。


◎番組情報
テレビ朝日『関ジャム 完全燃SHOW』
毎週日曜23:10〜
※一部地域を除く