肩こりは睡眠のせいかも。仰向き・横向き、深く眠れるのはどっち?

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 暑さ疲れが出たのか、このところ、肩や首のこり方がひどい…という方が増えていますよね。かくいう私もその一人。気が付くと首をさすっています。

 特にPC後のこりが尋常でなくて、疲れのあまり寝ていても何度か目覚めてしまうほど。そこで、取材先のエステティシャンの方に解決策を相談したところ、目からウロコの「簡単で使える」対策を伝授いただいたので、ご紹介します。

◆猫背になると呼吸が浅くなる

 教えてくれたのは、ICEリゾートのインストラクター・大島理可さん。ホテル「ゆとりろ軽井沢」や全国のスパなどの施設で主にアロマを使ったリラクゼーションサービスを行う会社のベテランセラピストさんです。

 私の体を見ていただいたところ、「首や肩がこっていますが、腰痛もかなりある」との指摘。

 理由としては、体がゆがんでいるからとのことですが、さらに考えられる原因としては、「普段の姿勢が前のめりになり、猫背になっているので、そのために呼吸が浅くなり、眠りづらく、眠れないために肩や首のこりがなかなか取れないのでしょう」とのお話しでした。

…悪循環な印象です。

「そうですね。猫背を治すように意識すると、かなり違ってくると思いますよ。そのためには、背中の肩甲骨のあたりや胸元を柔らかくするといいのですが、背中のマッサージは一人ではおこないづらいと思うので、ご自身では胸元を柔らかくすることを意識するといいでしょう。

 もちろん正式には、どの部分をどう触って、どこに流すといい…というのはありますが、本格的なマッサージはプロにお願いすればいいと思うので、自分で行う場合には、触って気持ちいいと思うところを気が付いた時に触ってほぐしてあげるだけでもラクになりますよ」(大島さん、以下同)

 なるほど、それならかなり気楽です。

◆寝るときに仰向けになるコツ

「また、寝るときの姿勢に気を付けるだけで、猫背の改善が期待できるんですよ。具体的には『仰向けになって、手の平を天井に向ける』だけ。そもそも猫背の人たちというのは、普段から肩を中に入れる姿勢で過ごしているので、一層猫背になってしまいやすいんです。それが、寝るときも横向きのままだと姿勢が矯正されません。

 そこで、仰向けになって、なおかつ、手のひらを上に向けると自然に胸が開いた状態になるので、呼吸も楽になりますし、ぐっすり眠れるようになるんです」

 おお、それはかなり目からウロコです…。とはいえ、私は横向きで眠る習慣がついてしまっているので、仰向けでは寝付ける自信がないのですが。

「その場合には枕を見直してみるといいかもしれません。実は、仰向けに寝れない方はほとんどの場合、枕の高さがあっていないんです。にらさわさんの場合には、首もストレートネックになっているので、高い枕だと眠りづらいでしょう。

 とはいえ、あまりにも低い枕は見つからないこともありますので、自分でタオルやクッションなどを使って、首に合った低い枕を作るといいと思いますよ」

 改善の余地がありそうです。

 その後、助言を受けて仰向けで眠るスタイルに挑戦しているのですが、確かに眠りが深くなり、首のこりも軽くなってきた気がします。

 この方法は、とても簡単ですし、実際役に立ったのでご報告してみましたが、ポイントは枕の高さと、寝る時の姿勢と手の位置。これらを意識するとよい眠りが得られる可能性が高いので、疲れを感じている人はぜひ試してみてくださいね。

●「ゆとりろ軽井沢」

<TEXT/にらさわあきこ>