「専門職大学」「専門職短期大学」の制度化について

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 中央教育審議会は、「専門職業人」の養成を目的とする新たな高等教育機関として「専門職大学」「専門職短期大学」の制度を設けることについて適当であると認め、8月23日付で答申した。施行期日は平成31年4月1日。課程修了者には文部科学大臣が定める学位を授与する。

 産業構造が急速に転換する中、優れた専門技術を身に付け、新たな価値を創造することができる専門職業人材の養成が急務となっている。そこで、文部科学省は、大学制度の中に位置付けられ、専門職業人の養成を目的とする新たな高等教育機関として「専門職大学」「専門職短期大学」の制度を設けることとした。

 専門職大学設置基準案については、7月20日に案を公示し、8月18日までパブリックコメント(意見公募手続)を実施した。

 「専門職大学」「専門職短期大学」の制度は、専門職を担うための実践的で応用的な能力を育成・展開することを目的とする。教員には実務家を積極的に任用し、長期の企業内実習など実習を強化する。課程修了者には「学士(専門職)」または「短期大学士(専門職)」を授与する。

 専門職大学(4年制)は、前期(2年または3年)と後期(2年または1年)に区分できるなど、社会人が学びやすいように整備する。なお、ひとつの授業科目について同時に授業を行う学生数は原則、40人以下とする。 《リセマム 工藤めぐみ》