スクールバスを飲酒運転していた女(画像は『Monroe Local News 2017年8月22日付「Update: Bus driver charged with DUI fired from Walton County Schools」(Photo credit: Walton County Sheriff’s Office)』のスクリーンショット)

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アルコール依存症と思われる人物がスクールバスを運転し、仕事の合間にバッグにしのばせた酒瓶をこっそりと取り出してちびちびとやり、またハンドルを握る。わが子の命を預ける保護者にとってこれほど怖いことはない。呆れた女の運転手の話題を米ジョージア州から『Monroe Local News』が伝えた。

アトランタの東に位置するジョージア州ウォルトン郡のローガンビルという町で21日、キャロル・アン・エザーリッジという49歳のスクールバス運転手がDUI(アルコール・薬物の影響下の運転)につき逮捕された。郡保安官事務所の発表によれば、バスは当時31人の生徒を乗せてローガンビル中学校に向かっていたが、生徒の1人が母親に電話で「時速70マイル(=112キロ)ものスピードを出したり蛇行したりする」と危険な運転ぶりを告げ、通報により警察が当該のバスを追った。

逮捕された時、エザーリッジのバッグにはテキーラの大きなボトルとウォッカの小瓶、そして処方薬が入っており、検査により血中アルコール濃度は法定上限の0.04を超す0.043と判明した。子どもたちの命を危険にさらした罪は重いとして罪状はDUIのほか16件にもおよび、エザーリッジの身柄は郡拘置所に送られて25,000ドルの保釈保証金が設定された。

幸いにも事故は起きていないもののウォルトン郡学校区はただちにエザーリッジを解雇。しかしメラニー・ウィテイカーさんという母親は、メディアの取材に「連日わが子がこのバスを利用していました。猛スピードでカーブを曲がったり、急ブレーキを踏んで子供たちが頭を前に打ち付けたりと運転が荒いと聞き、私も今学期になってから2度も学校に電話しました」と答えていることからエザーリッジの飲酒は常習的なものであった疑いが強く、学校の監督不行き届きにも批判が集まっている。

児童・生徒の安全な登下校のために朝早くから出勤し、安全運転を心がけてくれるスクールバスの運転手たち。何より子供が好きで、コインを誤って飲んで喉を詰まらせてしまった5歳児を「ハイムリック法」で救うなどプロ意識も非常に高い。温かい人柄のスクールバス運転手が数々のハートウォーミングな話題を提供してくれるなか、非常に不心得な人物が紛れていたことは残念としか言いようがない。

画像は『Monroe Local News 2017年8月22日付「Update: Bus driver charged with DUI fired from Walton County Schools」(Photo credit: Walton County Sheriff’s Office)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)