転職サービス「DODA」を運営するパーソルキャリアは8月28日、「全110職種 仕事満足度ランキング2017」の結果を発表した。

調査は7月にインターネットで実施し、正社員で20〜59歳のホワイトカラー系職種の男女1万5000人を対象に行った。

現在就いている職種について「総合」「給与・待遇」「労働時間(残業・休日など)」「職場環境(社風・周囲の社員など)」の5つの指標別に、満足度を100点満点で回答された結果を集計した。

特に給与が高いわけではない「人事」が給与満足度3位に

「総合」満足度の平均は63.7点だった。全110職種の中で最も満足度が高かったのは、「融資審査・契約審査(金融系専門職)」で73.5点。この職種は5つの指標すべてで上位5位に入るほど、満足度が高い結果となった。回答者からは、

「いろいろな知識を習得する機会、勉強になることが多い」
「業務内容に比して給与、労働時間などは恵まれていると思う」

など仕事へのやりがいや待遇に対する満足度が目立った。さらに「残業は少なめ」「有給を取りやすい」などワーク・ライフバランスを取りやすい環境であることがうかがえる。

2位は「MR(営業)」(71.6%)。「給与・待遇」の満足度が110職種の中で最も高い結果となった。仕事内容に関しても「人の生活を改善できる製品を扱っているから」など自身の仕事が人の健康や生活に影響を与えることに対し、やりがいを感じるコメントが目立った。

3位は「人事(企画・管理)」(70.9%)も全体的に満足度が高いが、「給与・待遇」の満足度が全110職種中3位に。同社調査の平均年収ランキングから、特に給与が高いというわけではないが、同社は

「会社の管理部門に深く関わっている職種のため、客観的な視点から『現在の仕事に見合った給与である』といった認識が芽生えやすいのが要因と推察されます」

と分析している。

4位以降「広報・PR・IR(企画・管理)」(70.4点)、「法務・知的財産・特許(企画・管理)」(69.5点)、「データベース・セキュリティエンジニア(IT・通信エンジニア)」(69.2%)、「内部監査(企画・管理)」(69.0点)、「設計監理(建築・土木系エンジニア(68.7点)」と続く。

仕事内容に満足していれば総合満足度も高くなる傾向

上位20位職種中9つを「企画・管理」系が占めており、「希望通りの仕事ができている」「やりたかった職種に就けているから」という意見が目立った。総合的な仕事満足度に最も影響する指標は「仕事内容」のようだ。

「仕事内容」に満足している人は仕事に対する総合的な満足度も高くなり、そうでなければ他の指標に満足していても総合的な満足度は低くなる傾向が見られた。

また5つの指標の中で「労働時間」に対する満足度の平均点が67.4点と最も高い結果となった。この満足度の高かった上位20職種をみると、半数以上が企画・管理系の職種で、

「残業、休日についての働き方の方針がある」
「フレックスタイムかつ休みの希望が取りやすい」

といったメリハリのある働き方ができるというコメントが目立った。