山中は試合中の偶然のバッティングで腫れた左目付近も「大丈夫」と笑顔でポーズ

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 福原辰弥(28=本田フィットネス)を27日に判定で破り、WBO世界ミニマム級新王者となった山中竜也(22=真正)が1夜明けた28日、試合会場に近い熊本県芦北町で会見した。

 「いまだに実感がない」と、はにかみながらも、祝福メッセージが「LINEやフェイスブックで100件以上きました」と、喜んだ。

 試合中に相手の頭部が左目付近に当たって「8回くらいまで2重に見えていた」と、激闘も振り返った。

 試合後は陣営の江藤トレーナーと、ホテル近くのラーメン店でささやかな祝宴を開いた無欲の庶民派チャンプ。女手ひとつで長男の山中をはじめ6人を育ててくれた母、理恵さと、仲のいい弟妹たちには「一緒に食事をしたい」と、家族だんらんで恩返しをするつもりだ。

 ただ、来月3日に同門の先輩、WBAスーパーバンタム級王者・久保隼の初防衛戦が控えている。そのため「自分の試合が終わっても緊張が取れない」と、陣営の一員として3日までは気が抜けない様子だった。