日々の努力の積み重ねにより、自分が今の仕事に見合わないほど成長したと感じているあなた。それでも今まで通り仕事ができると思っていませんか? ところが、フロリダ・アトランティック大学の最新の研究によると、去るべきときに去らないと、どんどん悪影響が出てくるようです。

考えられる悪影響としては、遅刻や早退といった軽微なものから、盗難や同僚のイジメといった深刻なものまでさまざま。自分がオーバースペックであると感じている社員は、組織の正常な機能を妨げ、生産性を下げよるような行動をとる傾向があるのです。

いくらなんでも盗難やイジメはないかもしれませんが、今の仕事が簡単すぎると感じていると、気持ちや態度にそれが表れるのは間違いなさそうです。ですから、もしあなたがそう感じているなら、すぐに以下の対策を。

状況を変えられるかどうかを見極める

これ以上キャリアの成長を望めないと感じているからといって、必ずしも退職する必要はありません。「Ask a Manager」のAlison Green氏は、仕事がつまらなければ、上司にその旨を伝えるべきと言います。そのうえで状況が変えられると思ったなら、残ればいいのです。

残るために何が大切かは、自分で判断するしかありません。もっと重大な責任を任されたいのか、もっと困難なプロジェクトに取り組みたいのか。それとも新たなスキルを習得したいのか。

何も変えられない、もしくは変えられるけれど残る気はないと判断したなら、新しい仕事を探しはじめるといいでしょう。それでもやはり、まずは上司に相談してみるのがいいと思います。あなたは不可能だと思っても、何らかの変化を提案してくれるかもしれません。

社内で機会を見つける

上司と一緒に仕事のパラメーターを変えられるようであれば、一時的にでもいいので、自分の役割を拡大する方法を探してみましょう。イェール大学で組織行動学を研究するAmy Wrzesniewski教授は、NPRのポッドキャスト「Hidden Brain」において、現在の役割をもっと有意義にするための「ジョブクラフティング」について解説しています。

それが起こるのは、何かにつまづき、「この仕事を天職と同じくらい有意義なものにするために、境界線を自分で決められたらどうだろう」と思ったときです。

つまり、今の職場でも、あなた自身の手でやる気を高めることはできるのです。組織によって状況は異なるので、機会を見つける方法は自分で探し出すしかありません。でも、手はじめに以下の方法を試してみてはいかがでしょうか。

誰かの役割を引き受ける:上司やチームメイトが頻繁にしている仕事で、どうも好きそうに見えないものがあったら、それを引き受ける提案をしてみましょう。彼らにとって退屈でも、あなたにとっては新しいことを学ぶチャンス。彼らにはほかの仕事に集中する余裕が生まれるので、両者にとってメリットがあります。上層部の視点を知る:会議資料の作成、会議中の書記、プロセスやリソースの文書化などは、平凡なタスクかもしれませんが、上層部の意思決定手法を覗き見るチャンスです。他チームを助ける:まずは上司の許可が必要ですが、他チームのプロジェクトを手伝うことで、新しいスキル、仕事、考え方が得られます。リソースが足りない部分を補う:リソースが足りずに棚上げになっているプロジェクトやタスクを引き受ける提案をしてみるのもいいでしょう。新しい仕事の責任を担いながら、自部署や会社を助けることができるはずです。

転職を考える

すべての上司または会社が、あなたが社内で大きな役割を担うチャンスをくれるわけではありません。その場合は、転職がベスト。すぐにまたやる気を失ってしまわないよう、今のあなたの実力より少し大きくて、目標にできるようなポジションの仕事を探してください。

What to Do When You've Outgrown Your Job|Lifehacker US

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