フリーマーケットアプリ「メルカリ」に読書感想文が出品されていた。「芥川龍之介『羅生門』の感想文400円」などといった具合。買う側は夏休みの宿題回答として学校に提出するらしい。「おかしい」「自分で書かなければ」の批判と、中には「賛成、親が忙しいから」という意見もある。

出品者の一人、鹿児島県の主婦(35)は「夏休みの宿題は結局、親の負担になる。共働きが多いから手が回らない」と執筆・売り出しの理由を語る。自分も中1、小5、小1の子を持つ母親で「私が代わりに書いてあげますということから始まった」という。原稿は漢字を多用せず、平仮名を中心に書いて、改行を多めにしている。1作品を1人に限定して1100円から1500円で販売し、複製を多数に売ることはしていない。これまでに6人が購入し、全員が受験生の親だそうだ。

雪野智世(フリーアナ)「でも、これで読書感想文コンクールに入賞したら、どうにもならないですよね」

入賞すると、入試で有利に判定されることもある。

メルカリはだんまり

この件について、メルカリ担当者は「コメントは差し控えたい」とだんまりを決め込む。文部省の担当室長は「取り締まる法的権限がない。個人的には心配です」、静岡県の教諭は「生徒に本を読んでもらいたいから課題を出している。話し合いが必要です」という。

堀尾正明(キャスター)「学校によっては親といっしょにやることを認めるところもある」

カンニング竹山(お笑い芸人)「出品者も買う方も根本が間違っている。うまく書けなくても、叱られることで学ぶんです」