「2017清州工芸ビエンナーレ」のテーマ(清州市提供)=(聯合ニュース)

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【清州聯合ニュース】金属、陶磁器、木工芸、繊維、ガラスなど、工芸の全分野を網羅する国際総合芸術展示会「2017清州工芸ビエンナーレ」が来月13日、韓国中部の忠清北道清州市で開幕する。

 10月22日までの40日間、旧清州タバコ製造工場で行われる今年のビエンナーレのテーマは、「Hands+ 抱く」。

 手で工芸以上のものを作り出すという意味の「Hands+」と、地域・世界全てを包み込むという意味の「抱く」を結びつけた。「+」の後のスペースは、作品と向かい合う観覧客が何を胸に収めるべきか考え、自ら埋めていく空間を表す。

 今年のビエンナーレには18カ国・地域から約780人が参加し、約4000点の作品が展示される。

 ◇「工芸とは何か」 好奇心育てる企画展示

 工芸ビエンナーレが開かれる旧清州タバコ製造工場の2階には、工芸とメディアアートが融合した空間が広がる。

 観覧客は「工芸とは何か」という好奇心を持ち、工芸の本質を考えながら工芸の内面と創作過程を探究することができる。

 ここでは韓国や米国、英国、フランス、中国など8カ国の作家49人が作った作品約170点が、四つのセクションに分かれて展示される。

 中国の鄔建安氏は、中国の伝統工芸技法、剪紙(せんし)技法を用いた高さ3メートルの巨大な作品を出品する。

 韓国のチョン・ユジン氏は水の波動が照明によって天井に投影される作品を通じて、共感とコミュニケーションの方法に対する悩みを投げかける。

 展示物の間には、第1〜9回までの工芸ビエンナーレの資料を映像で見ることができるアーカイブ展、トリックアートのフォトゾーンも設置されている。

 ◇ビエンナーレのハイライト「世界館」

 企画展を観覧した後、3階に上がる観客を待つ空間は、ビエンナーレのハイライト「世界館」だ。

 2年前に開かれた第9回工芸ビエンナーレまでは一つの国の作家に焦点を当てた「招待国家館」が運営されたが、今回のビエンナーレ世界館には9カ国の工芸作品603点が展示され、参加する作家も300人に上る。

 「工芸の未来」と「日常生活の工芸」というテーマの下、国別に展示場が設置される。

 ドイツが提示するテーマは「未来工芸の材料と発想」だ。32人の作家が129点の作品を展示する。

 モンゴルからは11人の作家が「日常生活の工芸」というテーマで11点の現代工芸品を、スイスの作家51人は「これが未来だ」というテーマで51点の工芸品を出展する。

 シンガポールからは4人の作家が「工芸の技法」というテーマで3点の手工芸品を、「動きと形態」というテーマを掲げた英国の作家14人は16点の作品を、イタリアの作家3人は「調和の美しさ」を見せるモザイクとガラス工芸など69点の作品を出品する。

 日本の作家67人は「共鳴」というテーマで68点の作品を、フィンランドの作家41人は「工芸とデザインを通じた未来ビジョン」というテーマで41点の作品を披露する。

 韓国の作家10人は「28.349523g 一握りの知恵」というテーマで100点の作品を出品する予定だ。

◇作品を購入できる工芸・アートフェアも

 会場の3階では、工芸品の展示・販売を行う工芸フェアとアートフェアが開催される。

 企画ゾーン、特別ゾーン、産業工芸ゾーン、ストリートマーケットに分けて開かれる工芸フェアには、約130の作家・工房が参加する。

 企画ゾーンでは韓国工芸館、忠北工芸協同組合、巨済市工芸協会、鳥取市などによる12のブースが運営され、「工芸と音楽」「工芸と自然」などさまざまなコンセプトの作品を鑑賞することができる。

 特別ゾーンではMBCドラマ「王は愛する」(原題)のセットを活用して高麗の宮廷を再現し、伝統茶体験やドラマのアートグッズが購入できる。

 産業工芸ゾーンでは37の作家・工房が出品する陶器、磁器、木工芸品などの作品を見ることができる。

 旧清州タバコ製造工場広場に設置されるストリートマーケットでは、生活工芸作家が作ったかわいらしい作品を見物し、購入することもできる。

 ビエンナーレの詳しい情報は、公式サイト(http://www.okcj.org)で確認できる。問い合わせは清州工芸ビエンナーレ組織委員会(070-7204-1917)まで。