静電気が原因の火災や爆発が実際に起きている

  セルフスタンドで給油するときに「静電気除去シートに触れてから給油してください」とアナウンスされる。実際に給油機を見ると、静電気を除去するための丸い板みたいなものが付いているので、これを触ってから給油をする必要がある、ということだ。

  そもそも静電気をなぜ除去しなくてはならないのか? それは静電気の火花でガソリンに引火するから。ガソリンの揮発性はものすごく高いので、静電気程度でも火が点くというか、爆発の原因になるのだ。「そんな静電気ぐらいでノズル越しに火が点くのか?」と思うかもしれないが、実際に静電気が原因の火災や爆発は年に数件発生している。だから、静電気はあらかじめ除去しておいたほうがわけだ。

  面倒だし、湿気の多い時期には可能性は低くなるが、何が起こるのかわからないというのも事実。それだけに、ノズルを持つ前にさっとタッチするクセをつけておきたい。

  また、静電気だけでなく、携帯電話の使用も厳禁。給油機に貼ってあるステッカーを見ると実際に禁止事項として表記してあり、静電気同様に火災の原因になるというのが理由。内部の基盤で発生する火花で火が点くことがあるのだ。まさかと思うかしれないが、こちらも実際に発生例があるので、やはり携帯の使用はやめるようにしよう。