夏の冷製パスタに用いられる「カッペリーニ」。髪の毛(capelli)に例えられるとおり、1ミリ以下の細さが身上。トマト&バジルの組み合わせは鉄板ですが、そればかりではカッペリーニを存分に楽しむことはできません。

今の時期にぴったりなコチラもぜひ!

枝豆×小エビの
夏気分カッペリーニ

<材料:2人分>
カッペリーニ:150g
サヤから取り出した枝豆:60g
むき小えび:60g
にんにく:2かけ
ねぎ(白い部分):5cm
オリーブオイル:大さじ4
鷹の爪(輪切り):小さじ1/2
塩:小さじ1

<つくり方>

にんにくとねぎをみじん切りに。カッペリーニを表示時間通りに茹でて、冷水でしっかりしめ、オリーブオイル大さじ1で和えておきます。フライパンでオリーブオイルを熱し、にんにく、ねぎ、鷹の爪を香りが出るまで炒め、そこに小エビと枝豆(茹でる前)を投入。エビの色が変わったらソースの完成。カペリーニにかけて和え、冷蔵庫で冷やしてどうぞ。

“冷製歴”は日本人の方が長い?
イタリアのパスタ事情

ところで、500種以上ともいわれるパスタをつかって、豊富なパスタ料理を育んできたイタリアに冷製パスタが登場したのはここ数年のことだと聞くと、ちょっと意外ですよね。

どうやら近年の異常気象が関係しているらしく、さしものイタリア人も暑すぎて、温かいパスタなんて食べてられない!と冷製を受け入れるようになったんだそう。

ただ、もとはと言えば1970年代にミラノのリストランテで誕生した「キャビアのパスタ」、これを冷製で提供したのがルーツだとかで。ところが、これが全く受け入れられず、冷製パスタが浸透するまでには至らなかったようです。

定着しなかった理由のひとつに「パスタの性質」があるかもしれません。日本では蕎麦やうどんに塩が練りこまれているため、茹でたあとに水にさらして冷たく食べますよね。一方パスタは茹でる際に、はじめて塩を加えて味を入れていくもの。

つまり、「水でさらす=一旦入れた味を水で洗い流してしまう」、ここに冷製が定着してこなかった、そもそものコンセプトの違いがあるようですよ。