伊藤美誠【写真:Getty Images】

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チェコ・オープン女子単決勝、石川を4-1で下して先週のリベンジを果たす

 卓球のチェコ・オープン(オロモウツ)は27日、女子シングルス決勝で世界ランキング11位・伊藤美誠(スターツSC)が同7位の石川佳純(全農)を4-1で破り、今季ツアー初優勝。日本のエースを撃破してタイトルを手にした16歳は、試合後にツイッターを更新し、「自分らしさが戻って来たかな」とつづり、さらなる躍進に自信をのぞかせた。

 先週のブルガリア・オープンに続き、「石川vs伊藤」の日本人対決となった女子シングルス決勝。前回対戦で“先輩”にストレート負けを喫した伊藤が、意地を見せた。

 序盤から速攻が冴え、第1ゲームを11-5で奪うと、第2ゲームも接戦の末に15-13でモノにし、流れは完全に伊藤へ。続く第3ゲームも11-3と、怒涛の3ゲーム連取を見せる。第4ゲームこそ9-11で落としたが、崩れずに第5ゲームを11-4で制し、ゲームカウント4-1で石川を下した。

 ITTFによれば、過去の直接対決は伊藤の5戦5敗。“天敵”相手にもぎ取った嬉しい初勝利が、今季シングルス初優勝、そしてワールドツアー通算4個目のタイトルを呼び込んだ。伊藤はシングルスに先駆けて行われたダブルスでも早田ひな(希望が丘高)との「みまひな」コンビで優勝を飾り、大会二冠を達成している。

大会後にツイッター更新「応援ありがとうございました。とっても楽しかった!」

 ITTF公式サイトは、「先週のブルガリア・オープン、ダブルスは優勝できましたが、シングルスでは2位でした。今回、ダブルスとシングルスで勝つことができ、とても嬉しいです」という伊藤のコメントを紹介。先週の“リベンジ”を果たした喜びの声を伝えた。

 伊藤は大会終了後に自身のツイッターを更新。ダブルス優勝を果たした“盟友”早田とトロフィーを手におどけた表情をした2ショット、そして男子ダブルス準優勝の吉村真晴(名古屋ダイハツ)、上田仁(協和発酵キリン)組を交えた“4ショット”の写真を公開するとともに、「みなさん応援ありがとうございました。またまた『おめでとう』という言葉が聞けて嬉しいです!」と感謝のメッセージを添えた。

「ブルガリアからチェコと連戦で2大会ともに自分らしさが戻って来たかな。とっても楽しかった!」と今大会の手応えについても報告。2週間でシングルス、ダブルス合わせて3つのタイトルを獲得した自信を胸に、天才少女はもっと大きくなる。