フランス南西部モンドマルサンで行われた闘牛の様子(2017年7月19日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】フランス南部カルカソンヌ(Carcassone)で27日、闘牛が行われている闘技場に反闘牛活動家が飛び入り、たちまち牛の攻撃に遭う騒ぎがあった。地元警察が明らかにした。

 若い雄牛を相手にした闘牛が行われている最中に、闘牛に反対する活動家の男女2人が観客席から闘技場の中に入り込んだ。

 警察によると、牛1頭が男に突進。男は角によって「長いが深くはない」傷を負った。別の筋によれば、30代のこの男は「非常に幸運にも」、まともには突き刺されず、軽傷で済んだという。

 男は検査を受けるためカルカソンヌの病院に搬送された。女の方はけがもなく、警察に身柄を拘束された。

 フランスで闘牛は大半の地域で禁止されているが、南部の一部では地元の伝統保護の一環で実施が認められている。擁護派は、何百年も続く伝統であり文化的に大きな価値があると訴えているものの、近年は人気の低下が鮮明になっている。

 市内ではこれに先立ち、別の反闘牛活動家2人が城塞から「闘牛禁止」という垂れ幕を掲げた。
【翻訳編集】AFPBB News