26日、参考消息網は記事「中国企業の海外投資に障害、海外の審査はさらに厳格化」を掲載した。米紙ウォールストリート・ジャーナルは、中国企業の海外買収がさらに難易度を増していると報じた。写真は上海市の外灘。

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2017年8月26日、参考消息網は記事「中国企業の海外投資に障害、海外の審査はさらに厳格化」を掲載した。

米紙ウォールストリート・ジャーナルは、中国企業の海外買収がさらに難易度を増していると報じた。あるリポートによると、中国企業は今後10年間で1兆5000億ドル(約164兆円)を海外投資に投じる見通しだ。過去10年間と比べ倍増という驚異的な数字を示している。

ただしこの投資が実現するかどうか未知数だ。というのも、中国企業は海外のインフラ投資に積極的だが、外国政府は安全保障に関わるとして審査を厳格化している。一方で政府が推奨する分野についてはこれまでどおりの存在感を発揮しそうだ。ドイツのメルカトル中国研究所のコンラッド副所長によると、グローバルサプライチェーンの核心的技術の買収については、中国政府が強力な金融支援を実施しているという。中国企業が海外企業買収で強い存在感を示せるのはそのためだと分析している。(翻訳・編集/増田聡太郎)