米テキサス州ヒューストンで、水没した車(2017年8月27日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】(写真追加)米テキサス(Texas)州を襲ったハリケーン「ハービー(Harvey)」がもたらした大規模な洪水で、同国第4の都市ヒューストン(Houston)では27日、空港や幹線道路が閉鎖された他、住民は屋根の上などへの避難を余儀なくされ、同市の孤立状態はますます悪化している。

 ホワイトハウス(White House)は、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領が29日に現地入りすると発表した。

 ヒューストンでは市内最大の空港2か所で、全旅客便の運航を見合わせた。主要病院1か所では地階の浸水で電力が切断されたため、患者を避難させた。また地元テレビ局の放送も一時中断された。

 25日夜にメキシコ湾岸(Gulf Coast)から上陸したハービーは、いったんはカテゴリー4とされたがその後勢力を弱めて熱帯低気圧に変わった。しかし雨は依然降り続いており、一部では600ミリ以上の雨量が記録され、今後も数日間降り続く恐れがある。

 土砂崩れや竜巻、集中豪雨などで、これまでに少なくとも3人が死亡。当局は他に犠牲者いる可能性についても、確認が取れていないとしている。

 対応に追われる緊急当局は住民に対し、救助ヘリコプターから発見できるよう、高台に逃れるか、天井裏ではなく屋根の上に登るよう促した。

 同州のグレッグ・アボット(Greg Abbott)知事は、既に数十億ドル規模の被害が出ているとした上で、「状況は悪く、さらに悪化している」と述べた。
【翻訳編集】AFPBB News