6月のコンフェデでグッと調子を上げ、結束力も高まった印象のオーストラリア代表。選手層もすこぶる厚い。(C)Getty Images

写真拡大 (全2枚)

 すでに東京都内に集合し、木曜日に行なわれるワールドカップ最終予選の大一番に備えているオーストラリア代表。主要メンバーの大半がイングランドをはじめ欧州各国リーグでプレーしている。ここでは日本戦のシステムとスタメンを予想しつつ、出場が見込まれる主要メンバーたちの特徴や直近ゲームでの活躍度をチェックしていこう。
 
 まずはフォーメーション。6月のコンフェデレーションズ・カップでアンジェ・ポステコグルー監督が新たに採用した3-4-2-1、あるいは3-4-3のどちらか。これまでのレギュラーの個性を考えた場合、前者がスタート布陣、後者が攻撃的なオプションになると考えられる。
 
 ではその3-4-2-1に予想されるスタメンをはめ込みながら、それぞれの選手が所属クラブでどのように直前の「週末」を戦ったのかを紹介する。
 
◆予想スタメン(3-4-2-1)
【GK】
マシュー・ライアン(ブライトン=ENG)
安定感ある正守護神。土曜日のワトフォード戦でクリーンシートを達成(スコアは0-0)。2節レスター戦では日本代表FW岡崎慎司に1ゴールを許している。
 
【右CB】
ベイリー・ライト(ブリストル・C=ENG2部)
最終ラインならどこでもこなす屈強なる守備者。金曜日のアストン・ビラ戦でフル出場(スコアは1-1)。25歳ながら所属チームでは主将を務める。
 
【中央CB】
トレント・セインズバリー(江蘇蘇寧=CHN)
ポステゴグルー監督が厚い信頼を寄せる頭脳派CB。昨シーズン後半はセリエA・インテルに期限付き移籍も1試合の出場にとどまる。夏の復帰後、試合出場はなし。
 
【左CB】
ミロシュ・デゲネク(横浜F・マリノス=JPN)
J1で研鑽を積む新鋭ストッパー。土曜日のFC東京戦にフル出場を果たし、1-0の勝利に貢献。本職の守備のみならず、果敢な攻撃参加で存在を示した。
 
【右ウイングバック】
マシュー・レッキ-(ヘルタ・ベルリン=GER)
左右両サイドで異彩を放つ切り込み隊長だ。土曜日のドルトムント戦でフル出場(0-2で敗北)。原口元気らとの定位置を勝ち抜き、新天地ヘルタで開幕2戦連続のスタメンを飾る。
 
【左ウイングバック】
アレックス・ガーズバック(ローゼンポリ=NOR)
機動性能に優れる左の門番。木曜日のELプレーオフ・アヤックス戦はベンチ入りも出番なし。もっともスタメンが読めないポジションだが、この20歳の若武者への期待値は高い。
 
【セントラルMF】
マッシモ・ルオンゴ(QPR=ENG2部)
アジアカップ2015でMVPを受賞したダイナモ。日曜日のカーディフ戦でフル出場(1-2で敗北)。トッテナムのアカデミー出身の俊英で、代えの利かない中軸に台頭。
 
【セントラルMF】
マーク・ミリガン(メルボルン・ビクトリー)
かつてジェフ千葉でもプレーしたタフガイ。国内リーグはプレシーズン期間。ケイヒルとともにドイツW杯での日本戦逆転勝利を知る男。負傷のジェディナクに代わりキャプテンマークを巻く。
 
【攻撃的MF】
アーロン・ムーイ(ハダースフィールド=ENG)
チームアタックを牽引する冷静沈着なプレーメーカー。土曜日のサウサンプトン戦でフル出場(0-0の引き分け)昇格1年目ハッダースフィールドの開幕ダッシュに多大な貢献。
 
【攻撃的MF】
トーマス・ロギッチ(セルティック=SCO)
サッカールーズの次代を担う攻撃の核。土曜日のセント・ジョンストン戦でフル出場(1-1の引き分け)。190センチの長身ながら精緻なパスが魅力の技巧派。3トップならウイング起用も。
 
【CF】
トミ・ユリッチ(ルツェルン=SWI)
ヴィドゥカ、ケネディの系譜を継ぐ本格派。日曜日のチューリヒ戦はフル出場しPKで1得点(1-0で勝利)。およそ2年半に渡りエースとして君臨する。コンフェデのドイツ戦で1ゴール。
 
◆その他の主要メンバー
DF:ライアン・マッガワン(アル・シャルジャ=UAE)
統率力に秀でるクレバーCB。8月21日に移籍が決定。国内リーグはプレシーズン期間。
 
MF:ジャクソン・アーバイン(バートン=ENG2部)
球際の強さが際立つ守備的MF。日曜日のシェフィールド・W戦は出場なし。
 
MF:ジェームズ・トロイージ(メルボルン・ビクトリー)
左利きのチャンスメーカー。国内リーグはプレシーズン期間。
 
FW:ティム・ケイヒル(メルボルン・シティ)
国民的英雄で、対日本戦が9戦5発のまさに“天敵”。国内リーグはプレシーズン期間。
 
FW:ロビー・クルーズ(ボーフム=GER2部)
流れを一変させるジョーカー。今夏にボーフムへ移籍。日曜日のディナモ・ドレスデン戦でフル出場(3-2で勝利)。