ようやく代表に戻ってきた長谷部。その絶大な存在感を昌子も絶賛する。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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 ロシア・ワールドカップ・アジア最終予選のオーストラリア戦とサウジアラビア戦に挑む日本代表が、8月27日に合宿をスタートさせた。
 
 初日のチームの雰囲気について問われた昌子源は、「いつもちょっとピリピリしているけど、今回は“重要な試合”っていうのをみんなが分かっているから、より一層そういう感じはあるかな」と応じる。
 
 8月31日のホーム・オーストラリア戦に勝てば、ワールドカップ出場が決まる。最終予選もいよいよ大詰めを迎えたなか、頼れる男がチームに帰ってきた。
 
 長谷部誠。右膝の負傷で今年の代表戦を欠場していたキャプテンは、久々に代表のキットに身を包み、精力的にトレーニングに取り組んでいた。
 
「(長谷部が代表に)いる時といない時を僕も経験していますけど、やっぱり長谷部さんの存在感やチームに与える影響力は、本当にずば抜けているし、安心感がすごくある。鹿島で言う(小笠原)満男さんじゃないけど、この人についていけば、自然と正しい道を進んでいるんじゃないかと思わせる背中をしている」(昌子)
 
 ロシア行きを懸けた大一番に挑むハリルジャパンにとって、長谷部の帰還はこのうえなく心強いが、昌子はまた約2年ぶりに代表復帰を果たした柴崎岳にも、大きな期待を寄せているようだ。
 
「(柴崎)岳もちょっと、長谷部さん的な要素じゃないけど、こいつについていったら勝てるんじゃないかと思わせる雰囲気を持っている。そういう選手が日本にたくさんいるのは、良いことだと思う」
 
 ちなみに、昌子自身も「もちろん、なれればなりたい」と、いずれは長谷部のような存在になるつもりでいる。
 
「先輩たちについていくだけではなくて、“僕らも”という姿勢をもっと見せていかないといけない。それを一番、望んでいるのは、長谷部さんだったりすると思うので。そこは遠慮してはいけない部分かなと」
 
 鹿島では腕章を巻く試合も増えてきている昌子だが、代表でも臆せずに、強い責任感でチームを引っ張っていこうとしている。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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