8月18日放送の『木村拓哉のWhat’s UP SMAP!』(TOKYO FM系)で、キムタクが過酷なロケについて語っていた。

「『冬設定の夏ロケ』は、話にならないですから、本当に(笑)。もう、ダメダメ。本当、ダメ。『夏設定の冬ロケ』も、きついことはきついんですけど、ギリいけるんですよ」

 この厳しい「冬設定の夏ロケ」で、特に覚えているのは、『南極大陸』(TBS系)なんだとか。

「ニット帽とかかぶってるんですけど、もうみんな(汗で)ビショビショで(笑)。もう、あの設定はキツかったなぁ。うん、思い出しますね。あと、タートルネックのセーターとか着て、ツイードのジャケット着て。コーデュロイのものすごい暖かいパンツはいて、革靴はいて。
 で、犬を探しに行くシーンとか撮ったんですけど。あれ、もう、真夏で撮ってましたね」

 さらに、こう語っていた。

「もう、ワンカットごとに、メイクさんがそのダク汗を拭いてくれて。それでやってました。長いカットとか、『はい、カット』ってかかるまでが30秒くらいあるシーンだったりすると、後半はヤバイっていう(笑)。

 たれてくる汗が、できるだけカメラに映らないように動いてみたり、いろいろやりましたけど。いやあ、キツイね、あれは」

 一方、撮影の設定によっては、納得ができることもあるという。

「時代劇だったりすると、裸足になったり、ヒートテックなんて着てられないじゃないですか。だから、真冬の京都でも、時代設定が自分を納得させてくれるっていうか、なんか大丈夫ですね。
 その代わり、現代モノで冬設定で真夏のロケっていうのは、もう絶対にダメ。これ、禁止にして欲しいくらいですね(笑)」

 視聴者は完成したドラマしか見ないため、不自然さを感じないが、出演者たちには様々な苦労があるのだろう。