26日、中国メディアの観察者網が、日本で行われたエンディング産業展について紹介する記事を掲載した。資料写真。

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2017年8月26日、中国メディアの観察者網が、日本で行われたエンディング産業展について紹介する記事を掲載した。

記事は、8月23〜25日に東京ビッグサイトで「エンディング産業展2017」が開かれたと紹介。エンディング産業とは葬儀、埋葬、供養などの「終活」に関する産業のことで、3回目の開催となる今年は、参加企業が昨年より40社ほど増えて320社となったという。

記事によると、展示品の中でも注目されたのが、「IT技術を利用したサービス」だという。例えば墓参りの際、QRコードをスキャンすると故人の写真が出てくるというサービスがある。さらには、袈裟(けさ)を着た「ロボット僧侶」も展示されたと紹介。ソフトバンクのロボット「Pepper」が木魚(もくぎょ)を打ちながら読経するというものだ。他にも、葬儀に出席できない人のために、葬儀をネット中継する「ネット葬儀サービス」もあるという。

エンディング産業展実行委員会の佐々木剛事務局長は、今は葬儀や供養で個性を求める時代へと変わっており、エンディング産業展には多くのビジネスチャンスがあると語っている。

また、日本葬送文化学会の福場充会長も、葬儀や供養はもはや家族や地域による制限を受けなくなってきており、ネットの普及で値段の比較が容易になったため、無駄遣いをしたくないという考えが強くなっていると指摘。エンディング産業の関係者は、亡くなる人が増えれば産業は発展するという単純な考えをやめ、顧客の様々なニーズに応えるよう開拓していくべきだと述べている。(翻訳・編集/山中)