昨年インディーズアイドルとして初の日本武道館公演を行った「アップアップガールズ(仮)」(以降アプガ(仮))と、今年 2月に結成した妹分グループ「アップアップガールズ(2)」(アプガ(2))に続いて、アップアップガールズ第 3のブランドとして、DDTプロレスリングとの新プロジェクト、「アップアップガールズ(プロレス)」(アプガ(プロレス))が誕生。アイドルとプロレスの融合を目指し、結成されたばかりのアプガ(プロレス)が、8月 27日(日)に神奈川・横浜アリーナで開催されたアイドルイベント「@JAM EXPO 2017」で、初ステージを行い超満員の1000人の観客を前にオリジナル曲『アッパーキック!』をを披露した。

アプガ(プロレス)は、歌、ダンス、フィジカルテストなど、2ヶ月半に渡るハードなオーディションを勝ち抜き、8月12日の最終オーディションで合格した、ヒカリ、ヒナノ、ミウ、ラクからなる 4人組。これまで、ボーカルトレーニング、ダンスレッスン、プロレス特訓などを行ってきた彼女たちは、早くもオリジナル曲『アッパーキック!』を与えられ、短期間に猛特訓を重ねて今回の初披露へとこぎつけた。

ライブ当日は、まずステージにアプガ(仮)、アプガ(2)のメンバーが登場。先輩勢の呼びかけで、アプガ(プロレス)のメンバーが颯爽とステージに駆け上がった。そして 4人は、初のステージをむかえた思いを語っていく。ラクは「このステージに立ててすごっい幸せです」、ヒカリは「今日は、アイドルとしてのステージデビューです。ひとりでも多くの人にアップアップガールズ(プロレス)を好きになってもらえるよう、精いっぱいパフォーマンスします」とコメント。ヒナノは「私は、アプガ(2)のオーディションを落ちてしまったんですが、どうしても夢を諦めきれなくてこのオーディションを受けて、合格して、アプガファミリーの一員になることができました」と早くも号泣。ミウは「ついに夢見ていたステージに立てて緊張していますが、私たち全力でがんばります!」とエナジーたっぷりに声を上げた。

ここからアプガ(仮)の森咲樹がMCとなって、アプガ(プロレス)への公開質問が行われる。森が「アイドルとしてもプロレスラーとしても武道館を目指すということで、好きなアイドルとプロレスラーを聞かせてください。まず好きなアイドルは?」の問いに、ミウは「HKT48の指原莉乃さんです」と予想外な答えに、アプガ(仮)メンバーから「すごい大物だ!」の声が。だが、ヒナノは「アプガの古川小夏さんです」、ヒカリは「アプガの森咲樹さんです」、ラクは「アプガの新井愛瞳さんです」と答え、アプガ(仮)メンバーもひと安心の表情。

続いて、好きなプロレスラーを聞かれると、ミウは「アジャコングさんです」、ヒナノは「プロレスラーじゃないんですけど、ジャッキー・チェン様が大好きです」とジャッキー・リスペクトを宣言。ヒカリは「デスマッチの葛西純さんが好きです」、ラクは「声がガラガラの本間朋晃が好きです」と、それぞれ個性的な答えを述べた。

いよいよ楽曲披露の時間となる。ヒカリが「ステージデビューを、このような広い場所でできて、しかも自分たちのオリジナル曲を歌えるのはすごくうれしいです。大きなチャンスと機会をいただけたことに感謝して、これから精いっぱい夢に向かってアップアップしていくので、よろしくお願いします!」と万感の思いを声にすると、観客から大きな拍手が送られた。

そして、アプガ(プロレス)の初オリジナル曲『アッパーキック!』の初お披露目された。『アッパーキック!』は、アプガ(仮)の代表曲『アッパーカット!』をベースに、大胆にリアレンジされたナンバー。チャンピオンに登りつめるために、魂燃やして挑み続けるアツい思いと、プロレス技が散りばめられた歌詞を、キラキラのダンスサウンドで歌っていく元気いっぱいの 1曲。

アイドルシーン屈指の振付師、竹中夏海先生が手がけた振りは、キレのいいダンスにラリアットやスリーパーなどが織り交ぜられた、まさにアイドル Xプロレスのミクスチャー色たっぷり。間奏では、ロックアップからのハイキックでダブルノックダウンといったバトルシーンもありと、斬新なムーヴの波状攻撃。見どころ満載のパフォーマンスに、観客も大歓声を上げた。

渾身のパワーを 1曲に込め、無事、記念すべき初ステージを成功させたアプガ(プロレス)。森が「アップアップガールズは、アプガ(仮)の 7人、アプガ(2)の5人、そしてアプガ(プロレス)の 4人で総勢 16名になりました。私たちアップアップガールズは夢を追いかけ続ける女の子の集団です。これから、 16名のアプガで、もっともっと楽しいことをしていきたいのでこれからも応援よろしくお願いします!」と語った。

最後に 16人がステージ中央に集まると、森の「まだまだいっぱいいっぱいになりながら、夢を追いかけ続けるぞ!」の掛け声から、アプガ 16人で「エイエイオー!」と力いっぱい腕を突き上げた。

ライブ後の記者会見では、アプガ(プロレス)として、プロレスラーとしての目標を聞かれると、ミウは「まだまだですけど、いつかは(チャンピオン)ベルトが獲れる選手になりたいです」と力強く答える。ヒカリは「路上プロレスで、いろんな高いところから飛びたいです」とハードコアな回答。アイドルとして目指すことを聞かれると、ミウは、「私たちは体力面で1番のアイドルを目指します。体力面もまだまだですが、アプガ(仮)さんとアプガ(2)さんに追いつき追い越せるようがんばります」と、アプガのフィジカルナンバーワングループを目指すことを宣言。

また9月にアプガ(仮)を卒業する仙石みなみは、「アプガは、全3組総勢16人の大所帯になったんですけど、私は卒業したらこれからどの組を推そうかなって思ってるんですけど…今のところプロレスを推そうかなって思ってます」と答え、アプガ(仮)メンバーから「オイ!オイ!」と突っ込まれる。仙石は「プロレスの試合も見たいし、アイドルとしての顔も見れるので、ギャップにやられたいな思うんですよ」と強力プッシュのコメントを語った。

さらにアプガ(仮)の“破壊王”佐保明梨からは、「私は空手の黒帯なんですけど、アプガ(プロレス)になったからには、みんなバットを折ったり、氷柱を割ったりってことも必要になってくると思うんですよ。物を壊してもみなさんを楽しませるのは大切だと思うんです。でもアプガには、圧倒的な強さを誇る私がいるので、あまり気をおわず、楽しんで体を鍛えていって欲しいなと思います」と強い先輩として、佐保流の後輩への優しさ溢れるメッセージを送った。

そして最後に、アプガ(プロレス)の今後の意気込みを、ヒナノが代表して「まだ私たちはスタートラインに立ったばかりですが、これからも全力で、アプガ(プロレス)という新たなグループでがんばっていくので応援よろしくお願いします!」と力強く語った。

今後は、歌とダンスとプロレスのスキルアップを図りアイドルとして、プロレスラーとして鍛錬に励むアプガ(プロレス)。彼女たちは、来年1月4日に行われる東京女子プロレス後楽園大会のリングでプロレスの試合デビューも予定している。前代未聞の新たなスタイルのアイドルロードを突き進む、アップアップガールズ(プロレスの動向に注目しよう。