街中に突如現れた巨大な動物のアート。独特の質感とインパクトで、見る人の心を掴みます。

よくよく見てみると、このダイナミックな動物たち、何かを集めて作られているよう。実は材料に使われているのは、古いプラスチックや使われなくなった資材などの廃棄物でした。

インパクトと共に
ゴミ問題への警鐘を鳴らす

「Big Trash Animals」と名付けられたこのアートを手がけているのは、リスボン生まれのアーティストBordalo IIさん。彼は自らを「消費者主義的、物質主義的で貪欲な世代」の一員だと言います。

こんなにもたくさんの廃棄物があることを、多くの人に気付いてほしい。そんな思いで彼は製作を続けています。

ゴミ問題は、そのまま環境問題へと繋がっていきます。埋め立て地不足や大気汚染が、地球という惑星とそこに生きる動物たちに、どれほどの悪影響を及ぼしているか。そんな懸念をひとりでも多くの人に意識してもらうことが狙いです。

Bordalo IIさんの作る動物の瞳は、どれも無垢でまっすぐ。だけど、どこか憂いを帯びたようにも感じます。

動物たちの瞳に見つめられていると思うと、少しでもゴミを減らさねば…と考えさせられます。

Licensed material used with permission by Bordalo II