先制のPKを決めた小林。川崎は一度は逆転を許すも土壇場で追いつき、勝点1を得た。(C) SOCCER DIGEST

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[J1リーグ24節]甲府 2-2 川崎/8月27日/中銀スタ
 
 甲府は前節の広島戦でデビューを果たしたリンスがベンチに控える。一方好調を維持する川崎は、家長昭博に期待が掛かる。
 
 6分、川崎は阿部浩之の落としに反応した小林悠がボレーシュートを放つ。しかし、これは甲府DFにブロックされゴールはならない。
 
 10分、川崎は阿部がペナルティエリア付近から右足で狙うが、GK岡大生にキャッチされる。
 
 一方の甲府は、前線にロングボールを集めて、カウンターからチャンスを伺う。18分、裏に抜け出したドゥドゥが川崎DFを振り切り右足アウトサイドで狙うも、GKチョン・ソンリョンに防がれる。
 
 川崎は得意のパスワークで圧倒的にボールを支配するが、甲府DFが集中力を切らさず得点を与えない。
 
 しかし33分、家長がエデル・リマに倒されてPKのチャンスを得ると、これを小林が決めて川崎が先制する。
 
 37分、甲府は堀米勇輝の鋭いクロスに田中佑昌が合わせるが、GKチョン・ソンリョンのセーブに遭い同点に追いつくことができない。前半は川崎の1点リードで折り返す。
 
 後半に入り47分、川崎はペナルティエリア内に侵入したエウシーニョが、クロスのこぼれ球をボレーで狙うも、ボールは甲府DFのブロックに遭い、枠に飛ばすことはできない。
 
 同点に追いつきたい甲府は56分、堀米に代えてリンスを投入する。川崎は65分、中村憲剛を下げて、ハイネルをピッチに送り出す。
 
 70分、甲府はリンスが左サイドから小刻みなステップで川崎DFを振り切ると、強烈な右足のシュートを突き刺し同点に追いつく。
 
 勢いに乗る甲府は74分、谷口彰悟との競り合いを制したドゥドゥがドリブルで持ち運び、最後はグラウンダーのシュートを決めて逆転に成功する。
 
 77分、川崎は家長を下げて森本貴幸をピッチに送り込む。さらに82分には、車屋紳太郎に代えて長谷川竜也を投入する。
 
 甲府も82分、田中を下げて曽根田穣を投入。両チームとも3枚の交代カードを使い切る。
 
 アディショナルタイムに入り90分、川崎はエドゥアルド・ネットの左からのクロスに森本が頭で合わせて土壇場で追いつく。
 
 試合は2-2で終了。川崎は逆転を許したものの、森本のゴールで追いつき勝点1を得た。一方の甲府は、ドゥドゥとリンスを中心に鋭いカウンターを見せたが、勝ち切ることはできなかった。