[8.27 J1第24節 甲府2-2川崎F 中銀スタ]

 山梨中銀スタジアムで開催されたヴァンフォーレ甲府と川崎フロンターレの一戦は、2-2で引き分けに終わった。甲府は4試合白星なし(2分2敗)。川崎Fは連勝が3でストップしたものの、5試合負けなし(3勝2分)とした。

 相手にボールの主導権を握られながらも、虎視眈々とチャンスをうかがう甲府。前半16分、MF橋爪勇樹の右CKのクリアボールを回収したFWドゥドゥがPA手前から右足を振り抜く。17分には、MF堀米勇輝のスルーパスに反応したドゥドゥが抜け出し、相手DFを左へかわして右足アウトでゴール左隅を狙ったが、GKチョン・ソンリョンに防がれた。

 23日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝・浦和戦から中3日で迎えた川崎Fは、小気味良いパスワークで相手を翻弄すると、前半33分にPA左手前でパスを受けたMF家長昭博がドリブルで仕掛け、2人目を抜きに行ったところでDFエデル・リマに引っ掛けられ、PKを獲得。キッカーのFW小林悠がゴール正面に豪快に蹴り込み、川崎Fが先制に成功した。

 早い時間帯に追いつきたい甲府は前半37分、右サイドを突破した堀米が低い弾道のクロスを供給。ゴール前に勢いよく走り込んだMF田中佑昌が合わせたが、GKチョン・ソンリョンのファインセーブに防がれる。前半はボール支配率34%に終わったが、シュート本数では7本と川崎Fを上回った。

 甲府は後半11分、堀米に代えてFWリンスを投入し、最初の交代カードを使う。対する川崎Fは20分もMF中村憲剛を下げてMFハイネルを入れ、甲府の守備を崩しにかかる。しかし、なかなか決定的な場面を作ることができずにいると、甲府にワンチャンスを決められてしまう。

 甲府は後半25分、サイドチェンジから左サイドでボールを受けたMF阿部翔平が前にパスを送り、リンスが深い位置から巧みなフェイントで中央へ切れ込んで右足シュート。これがGKチョン・ソンリョンの頭上を突き、試合を振り出しに戻した

 さらに甲府は後半29分、ドゥドゥがセンターサークル付近でのルーズボールでDF谷口彰悟に競り勝ち、そのままドリブルで仕掛ける。PA右から右足を振り抜くと、地を這うようなシュートがゴール左に決まり、2-1と逆転に成功した。

 一気に追う展開となった川崎Fは、後半32分にFW森本貴幸、37分にMF長谷川竜也をピッチに送り込み、反撃に出る。だが、甲府の集中した守りからゴールをこじ開けることができず、そのまま試合は終了すると思われた。だが、45分に左クロスから谷口がヘッドで折り返したボールを森本が頭で押し込み、2-2。川崎Fが土壇場で引き分けに持ち込んだ。


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