開幕から2連勝を飾り、結果としてはこの上ない形で最初の代表戦期間を迎えたバイエルン・ミュンヘン。とくに今夏の準備期間では苦しい戦いが続いていたのだが、この日のブレーメン戦では守備に特化したチームを相手に2-0とある程度満足の行く結果も残している。

だが試合後に残したトーマス・ミュラーの発言が、その流れに少し水をさしているところだ。この試合の73分から、リベリと交代で起用されたドイツ代表は、試合後に「苦しい勝利だった」とコメント。開幕戦のレヴァークーゼン戦よりも「改善点はみられた」としながらも、あたかも敗戦の弁を述べるかのうような発言を残した。

特に失望を抱えているとするならば、この日はベンチスタートとなってしまった自分の境遇であることも考えられ、同選手は「監督がどういうクオリティを目にしたいのかはわからないけど、でも僕のものではなかったようだね」とコメント。

これは監督と選手との間による不和を意味しているのか、それとも監督とミュラーとの間に亀裂が生じているというシグナルなのか、それとも自身の不甲斐なさからあえて皮肉をこの場で述べたのだろうか?

ただ試合後にチームのパフォーマンスに苦言を呈していたのは、何もミュラーだけではない。この日2得点をマークしたロベルト・レヴァンドフスキも、「本来ならばまだ得点していなくてはならなかった」と反省。しかしまだシーズンは序盤であり、これからエンジンがかかってくることだろう。またこれからの代表戦期間も、うまく状態向上のために活かしたいところだ。