ウェスト・ブロムウィッチ指揮官が移籍金の高騰に不満…「リスクになりえる」

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 サッカー界の選手移籍金が高騰し続けている現状にウェスト・ブロムウィッチを率いるトニー・ピューリス監督が不満を漏らした。26日付のイギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 昨夏、マンチェスター・Uは当時の世界最高額となる8900万ポンド(約128億8000万円)でフランス代表MFポール・ポグバを獲得。今夏はパリ・サンジェルマンがブラジル代表FWネイマールを獲得するために世界最高額となる1億9800万ポンド(約286億5000万円)の移籍金を支払った。サッカー界では、1年間で移籍金が2倍に高騰化するということが現実に起きている。

 移籍予算の少ないチームを率いることの多いピューリス監督が昨今の移籍金高騰について、「昨夏より移籍資金は増えたんだ。だから我々は移籍市場が締め切る前になにかをする必要があると思う。しかし、適切な価格であるか確認し選ばなくてはならないんだ」とコメント。続けて「我々が今抱えている問題は移籍金の高騰化だ。海外から選手を獲得するとき、それはリスクになりえるんだ」と語り、選手の移籍金高騰化に苦言を呈した。

 同監督はさらに、「以前はだれかと契約するとき、そのプレーヤーについてよく知っているプレーヤーや監督と話し合った。それが契約のプロセスの重要な部分だった。しかし今は、明らかに我々のようなクラブには移籍金が問題(重要な部分)になっている。我々のような小さなプールしかないクラブには魚は捕まえにくい」と不満を漏らしている。

 ウェスト・ブロムウィッチを率いて4年目を迎えるピューリス監督だが、巨額での取引が頻繁に行われているサッカー界の現状を憂いているようだ。