ボクシング、WBO世界スーパーウエルター級タイトルマッチ12回戦。対戦相手の亀海喜寛(左)の手で勝ち名乗りを受けるミゲル・コット(2017年8月26日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ボクシング、WBO世界スーパーウエルター級タイトルマッチが26日、米カリフォルニア(California)州ロサンゼルス(Los Angeles)郊外のスタブハブ・センター(StubHub Center)で行われ、亀海喜寛(Yoshihiro Kamegai)は判定0-3でミゲル・コット(Miguel Cotto、プエルトリコ)に敗れ、王座獲得はならなかった。

 スタブハブ・センターの屋外リングで行われた試合は、お互いにパンチを繰り出す展開となり、亀海も気持ちの強さは見せたものの、最後はコットが120-108、119-109、118-110の判定3-0で完勝を収めた。

 亀海は開幕のゴングからコットに接近し、相手にロープを背負わせて右のパンチを何発か打ち込んだものの、逆にコットから重いパンチを返されると、最後は大ぶりの左フックが顔面をかすめて初回を終えた。

 その後も亀海はコットの厳しい打撃を何発も浴び、5回には強烈な右を食らって頭がのけぞったが最後まで戦い続けた。コットも「彼はタフなファイター、タフな相手だった。5、6ラウンドを終えた頃には、倒すのは難しいと感じていた」と話した。

 それでも、気持ちは折れてはいなかったものの、亀海の方にもコットにダメージを与えるだけの体力は残っておらず、最後はコットが大差で判定勝ちを収めた。

 サウル・アルバレス(Saul Alvarez、メキシコ)に敗れてWBCミドル級のベルトを失った2015年11月以来、久しぶりの実戦だった36歳のコットは、2017年中にあと1戦してから引退する考えに変わりはないと断言した。

「自分ももう36歳で、10月29日には37歳になるし、十分だと思っている。ボクシングはもう十分だ。12月にあと1戦して、それがすべてになるだろう」

 最終戦の対戦相手について問われると、コットはトレーナーのフレディ・ローチ(Freddy Roach)氏に答えを任せた。するとローチ氏は、9月16日に激突するゲンナディ・ゴロフキン(Gennady Golovkin、カザフスタン)対アルバレス戦の勝者と対戦する可能性をにおわせた。

 ローチ氏は、「われわれは誰からも逃げない。華々しくリングに別れを告げる」と話している。
【翻訳編集】AFPBB News