ブエルタ・ア・エスパーニャ、第8ステージ(エリンからショレト・デ・カティ、199.5キロメートル)。総合首位の座を維持したチームスカイのクリス・フルーム(2017年8月26日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ブエルタ・ア・エスパーニャ(Vuelta a Espana 2017)は26日、第8ステージ(エリンからショレト・デ・カティ、199.5キロメートル)が行われ、史上3人目となるツール・ド・フランス(Tour de France)とブエルタの同年2冠を目指すチームスカイ(Team Sky)のクリス・フルーム(Chris Froome、英国)が、総合争いでライバルたちとの差を広げた。

 ステージはクイックステップ・フロアーズ(Quick Step Floors)のジュリアン・アラフィリップ(Julian Alaphilippe、フランス)が制している。アラフィリップは21人の集団の一人として序盤から逃げを打つと、最後はUTE(UAE TEAM EMIRATES)のヤン・ポラン(Jan Polanc、スロベニア)、ボーラ・ハンスグローエ(Bora Hansgrohe)のラファル・マイカ(Rafal Majka、ポーランド)を2秒差で抑え、4時間37分55秒でフィニッシュした。 

 1級山岳のショレト・デ・カティ(Xorret de Cati)の上り坂で、フルームはトレック・セガフレード(Trek Segafredo)のアルベルト・コンタドール(Alberto Contador、スペイン)を除く総合のライバルを軒並み置き去りにし、総合2位につけるオリカ・スコット(Orica-Scott)のエステバン・チャベス(Esteban Chaves、コロンビア)との差を28秒に広げた。

 スペインのスポーツチャンネル「テレデポルテ(Teledeporte)」に対し、フルームは自信に満ちた様子で「アタックを仕掛ける必要はまったくなかったけれど、脚の状態が良いのであればチャンスを生かさない手はない。一番大切なのは、攻め続けてタイム差を広げること。それで最初の休養日の後にどうなるかだ」と語った。

 この日もスカイのチームメートが大逃げを許さずペースをコントロールしたおかげで、絶好の位置を保つことができたフルームは、「毎日同じことを言っているのはわかっているけれど、チームメートには大いに感謝したい。みんな休息が必要なのに、すごく頼もしい。僕が赤ジャージー(マイヨ・ロホ)を着ていられるのはみんなのおかげだ」とコメントした。

 チャベスと13秒差の総合3位には、BMCレーシングチーム(BMC Racing Team)のニコラス・ロッシュ(Nicolas Roche、アイルランド)がつけている。

 一方、バーレーン・メリダ(Bahrain-Merida)のヴィンセンツォ・ニバリ(Vincenzo Nibali)、アスタナ(Astana Pro Team)のファビオ・アール(Fabio Aru)のイタリア勢2人は、チャベスと同集団でフィニッシュし、フルームとの差は17秒開いてそれぞれ53秒差、1分6秒差となっている。

 この数日は状態を戻してきているブエルタ3回制覇のコンタドールは、序盤の出遅れが響き、現役最後のレースでフルームに3分以上の差をつけられている。
【翻訳編集】AFPBB News