途中出場で4点目を決めた久保建英

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 チェコ遠征中のU-17日本代表は26日、第24回バツラフ・イェジェク国際ユーストーナメント決勝で地元U-17チェコ代表と対戦し、4-2で勝利。同大会初優勝を果たした。

 日本は開始6分で2点を失ったが、怒涛の反撃で前半のうちに同点に追いつく。41分、PA左からMF椿直起が上げたクロスは相手にクリアされたが、PA手前でこれを回収したDF菅原由勢が右足一閃。相手に当たりながらもゴールネットを揺らし、反撃の狼煙を上げる。すると、その2分後に敵陣中央でパスを受けたFW山田寛人がドリブル開始。相手3人を次々と抜け去り、PA内から右足シュートを突き刺した。

 前半を2-2で折り返した日本は後半14分、カウンターから最後はFW棚橋尭士が右足シュートを沈め、3-2。逆転に成功すると、終了間際の44分には、PA左から椿が折り返したボールをFW久保建英が冷静に相手GKをかわして4点目を奪い、試合を決定づけた。

 試合は4-2で終了し、日本が4回目の出場で初優勝を果たした。大会MVPには、今大会3得点を挙げたFW中村敬斗が選出されている。

 4連勝でチェコ遠征を終えた“00ジャパン”は、U-16インターナショナルドリーム杯、第21回国際ユースサッカー in 新潟大会、そして今大会と3大会連続で優勝を果たし、10月にインドで開催されるU-17W杯に弾みをつけた。

 日本サッカー協会によると、森山佳郎監督は「本大会で、U-17W杯に向けた様々なシュミレーションを行うことができました。選手の組み合わせが変わる中での連携、強い相手に対する対抗策、フィジカルが強い選手を揃えた相手に対する戦い、大雨で泥濘んだピッチの中での闘い、2点ビハインドを跳ね返す精神力、これらを学びながらしっかりと優勝という結果を勝ち得たことは選手達にとって大きな自信に繋がるとと感じています。1か月後、さらに成長した選手たちとU-17W杯でファイナリストになるという大きな目標を実現するための旅を再開できることを楽しみにしています」とコメントした。

 また、途中出場で4点目を決めた久保は「個人としてはチャンスをしっかり決めきり、チームの力になれればいいと思っています。チームとしては、連携も深まってきて、崩しの形もできているので、物怖じせず自分たちの力を出せれば負けないと信じて頑張りたいです。U-17W杯本番では、一つでも多く試合を経験し、チームの目標であるファイナリスト以上を目指します。優勝できるよう全力を尽くします」と意気込みを語った。

 以下、試合記録

日本 4-2(前半2-2) チェコ

▽得点

3分:失点

6分:失点

41分:菅原由勢

43分:山田寛人

59分:棚橋尭士

89分:久保建英

▽スターティングメンバー

GK:鈴木彩艶

DF:半田陸(59分→喜田陽)、菅原由勢、平川怜、鈴木冬一

MF:棚橋尭士(72分→久保建英)、奥野耕平(80分→馬場晴也)、福岡慎平、椿直起

FW:山田寛人、斉藤光毅(59分→中村敬斗)

▽サブメンバー

GK:谷晃生

DF:池高暢希

MF:上月壮一郎

FW:宮代大聖


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