ルーカス・グローバー【写真:Getty Images】

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グローバーが右足滑らせ、膝蓋骨腱を負傷…関係者、地元警察らが駆け付けるハプニング

 米男子ゴルフでスイングした直後に膝を負傷し、コース上に倒れ込んでしまうハプニングが発生した。26日(日本時間27日)に行われたプレーオフ第1戦、ノーザン・トラスト(グレンオークスC)第3日。ルーカス・グローバー(米国)が2打目を放った後、突如、その場にうずくまり、関係者らが駆け付ける事態となった。PGA公式も「ゴルフの大会よりもフットボールで起こるアクシデントだ」と伝え、公式ツイッターに一部始終を動画付きで紹介している。

 いったい、何が起こったのか。ギャラリーも思わず息をのんだアクシデントは18番パー4で発生した。

 グローバーの2打目。ショット態勢に入ってアイアンを降り抜くと、直後、その場に崩れ落ちた。そのままコース上に右膝を押さえて、うずくまるような状態に。まさかのシーンとなった。

 PGA公式ツイッターは問題のシーンを動画付きで紹介。それによると、トップを作って右足に体重を乗せた瞬間、右足が滑って後方に引くような形となり、左足一本で打っていた。

 その後、倒れ込んだままのグローバーの周りに関係者らが集まり、心配そうに見守る事態となった。

 PGA公式の記事では「ルーカス・グローバーは注目されるのが苦手だ。だが、土曜のノーザン・トラストでの正午、多くの注目を集めることになった」と記述した。

 その上で、乾燥した芝により右足を滑らせたため、膝蓋骨腱を痛めたこと紹介している。

「ポテトチップスのように横たわるしかできず」…プレー続行し、最終日出場にも意欲

「私はしばらくポテトチップスのように横たわることしかできなかった。私は何をすべきか、私以上に理解している人間を求めた。これが多くの問題を呼び込むとも、注目が寄せられることだとも思っていなかったけどね。僕はそれが大嫌いなんだが、それどころではなかった」

 グローバーはまさかの形で注目を集めたことを、このように回想している。

 また、記事も「あのようなシーンは、ゴルフの大会よりもフットボールで起こるアクシデントだ。医師やキャディー、パートナーのグレーソン・マレーらが続々と彼の周りに集まり、地元の警察までその場に足を運んだ」と記述し、いかに異常事態だったかを述べている。

 しかし、グローバーは勇敢にもそのままプレーした。通算2オーバーの52位で終えたが、最終日もコースに立つ覚悟だという。

「チームドクターは一晩で判断するようだ。しかし、私がプレーをできない理由を探すわけではない。僕は明日もグラウンドに立つだろう。何が起きるか見てみようじゃないか」

 このように話したグローバー。PGAのみならず、米専門メディア「ゴルフ・ウィーク」も「スイングの悪夢により、ルーカス・グローバーは決して無傷ではない。しかし、彼は明日もプレーする予定でいる」と報じるなど、反響が広がっている。

「悪夢」とも評されたグローバーのアクシデント。最終日も、そのプレーを続行できるのか。しかし、本人の闘志は消えていない。