泉ピン子と中村雅俊、約45年前の写真を公開

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8月27日(日)放送のドキュメントスペシャル『真相!昭和の事件簿』(テレビ朝日系列、18:57〜21:54)では、韓国の大統領候補・金大中氏が日本国内で拉致された「金大中拉致事件」(1973年)と、連合赤軍により引き起こされ日本国中が固唾を飲んでその結末を見守った「あさま山荘事件」(1972年)を再検証。そしてこの度、番組に出演する泉ピン子と中村雅俊が当時の写真を公開した。

今年6月、1971年に発生した渋谷暴動事件での機動隊員の殺害容疑で、ついに大坂正明が逮捕・起訴された。46年間の逃亡を続けた末の逮捕劇だった。「あさま山荘事件」が発生したのは、この渋谷暴動事件から3カ月後の1972年2月。番組では、事件発生までの800日を、連合赤軍の元メンバーを含む事件関係者2人への直接取材を交え、再現ドラマや当時のニュース映像で克明に伝える。

取材では、「総括」という名の殺戮、そして有名大学に籍を置く大学生たちが警察に追われ悲惨な逃亡生活を続けるという恐るべき真実が改めて浮き彫りに。「学生運動の資金を使って美容室に行っただけで殺される」など、あまりに衝撃的な真実にスタジオは騒然。当時の学生運動の悲惨な末路とは?

スタジオでVTRを見守る泉は1947年生まれ、中村は1951年生まれ。大坂被告(1949年生まれ)や、あさま山荘事件を引き起こした連合赤軍の元最高幹部、故・永田洋子(1945年生まれ)らは2人とほぼ同世代だ。それだけに、日本を震撼させた「学生運動」には特別の思いがあった様子。泉と中村は、VTRを見ながら当時の思い出を語る。

当時、既に自宅にテレビがあったというピン子は「(強行突入の)中継はクギヅケで見ていました。ずっとエンドレスでやっていましたから。以前は、悲惨な事件だと思うぐらいでした」と語るが、今回VTRを見たことにより、さらに心が動いたようで「事件前に“総括”で亡くなった方たち、殺された方たちの無念さを思って思わず涙しました。そうやって涙するということは、自分がそれだけ年を重ねて、彼らの親の気持ちになったんだと思います。どういう気持ちでこの子を育てたのかとか考えてしまって……。それにしても学生運動って何だったんだろうと思います。過ぎてしまうとわからなくなりますね」としみじみコメント。

一方、当時はまだテレビがなかったという中村は「横浜駅の西口で街頭テレビを見ていました。黒山の人だかりの中でずっと見ていた記憶があります。今思うと、当時の学生運動って何だったのか? 出演者の三浦瑠麗さんが熱病みたいなものだとおっしゃっていましたけど、そうかもしれませんね」と振り返った。