柏に所属する韓国代表MFキム・ボギョンは、監督交代もポジティブに捉えている。写真:徳原隆元

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 ワールドカップ・アジア最終予選、グループBで首位の日本代表は、8月31日にオーストラリア戦、9月5日にサウジアラビア戦に挑む。
 
 一方グループAで2位の韓国代表は、同じようにイラン代表(8月31日)と、ウズベキスタン代表(9月5日)と対戦する。
 
 グループAの状況を整理すると、首位のイラン(勝点20)はすでにワールドカップ出場を決めているが、2位の韓国(同13)と3位のウズベキスタン(同12)との勝点差はわずか「1」。それにシリア(同9)、カタール(同7)、中国(同6)が続く。つまり、残りひとつの出場権を、韓国とウズベキスタンが争っている構図で、直接対決でその座が決まる可能性が高い。(3位はグループAとのプレーオフを行い、その勝利チームは北中米カリブ海予選4位チームとの大陸間プレーオフに回る)
 
 極めて重要な試合を控える韓国代表だが、ワールドカップ出場が危ぶまれている理由は、チーム事情にもある。前節のカタール戦に2-3で敗れた韓国代表は、ウリエ・シュティーリケ監督を解任。シン・テヨン監督を新たに招聘した。
 
 予選途中の監督交代に揺れているが、韓国代表MFキム・ボギョン(柏)は前向きだ。
 
「韓国代表は今難しい状態ですけど、監督が変わって新しいスタートを切りました。良い意味で新たな変化を見せられると思います。残り2試合は韓国サッカー界に非常に大きな意味を持つ2試合になる。イラン戦とウズベキスタン戦、勝点を積み重ねられるように頑張ってきたい。アジアの代表として日本と韓国が、ワールドカップに一緒に出れたら良いね」
 
 果たして韓国代表はワールドカップに出場できるのか。ライバル国の行く末にも注目したい。
 
取材・文:多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部)