8月26日のジェノア戦でハットトリックを達成したディバラ。ユーベを窮地から救った。

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 窮地のユベントスを救ったのは、今シーズンから伝統の背番号10を継承したパウロ・ディバラだった。
 
 現地時間8月26日のジェノア戦(セリエA2節)でユーベは、開始17秒にオウンゴールで、7分にPKで立て続けに2失点。昨シーズンも敗れた鬼門ルイジ・フェラーリスでまたも黒星かという嫌な流れを変えたのが、4-2-3-1のトップ下で先発したディバラだった。
 
 まず14分、ミラレム・ピャニッチの折り返しを効き足ではない右足で押し込んで1点目。さらに前半終了間際にはPKを豪快に決めて、スコアをタイに戻して見せる。
 
 後半にユーベは62分にファン・ギジェルモ・クラドラードの得点で逆転に成功。そして、最後を締めくくったのはやはりディバラだった。
 
 92分、ペナルティーエリア右サイドでボールを受けると、縦に行くと見せかけて内に持ち直して左足を一閃。DFサンティアゴ・ジェンティレッティの股を抜けた鋭いボールはゴール左隅に飛び、好セーブを連発していたGKマッティア・ペリンもさすがに触れなかった。
 
 パレルモで3年を過ごし、ユーベで3年目を迎えたディバラにとっては、これがセリエA初のハットトリックだった。ちなみに、ユーベ選手のジェノア戦におけるトリプレッタ(3得点)は、93年10月31日のロベルト・バッジョ以来だという。
 
 そのバッジョをはじめ、オマール・シボリ、ミシェル・プラティニ、アレッサンドロ・デル・ピエロなど錚々たるレジェンドが纏った栄光の「ユーベの10番」を新シーズンから継承したディバラは、イタリア・スーパーカップで2点、セリエA開幕戦で1点、そしてジェノア戦で3点と公式戦3試合で6ゴールといきなりの大暴れ。背中のエースナンバーに恥じないハイパフォーマンスを続けている。
 
 ユーベが目標とするセリエA7連覇、そして悲願のチャンピオンズ・リーグ優勝に向けて、新10番ディバラの活躍はやはり欠かせない。