サウサンプトン吉田、豪代表のキーマンと激突 W杯予選“前哨戦”で無失点の好プレー

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3節のハダーズフィールド戦で豪代表のムーイと対戦、勝ち点1をもぎ取る

 サウサンプトンの日本代表DF吉田麻也が、オーストラリア代表のキーマンとの“前哨戦”を無失点で切り抜けた。

 プレミアリーグ第3節のハダーズフィールド対サウサンプトンが8月26日に行われ、吉田は3戦連続となる先発フル出場を果たした。

 24日の29歳の誕生日に、サウサンプトンと2020年まで契約延長した吉田。クラブからの厚い信頼を象徴するかのように、この日もスタメンに名を連ねた。ハダーズフィールドの中盤には、8月31日のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で対戦するオーストリア代表MFアーロン・ムーイがおり、大一番を前にした直接対決にも注目が集まった。

 吉田は前半3分にセットプレーの競り合いで左側頭部を痛めてピッチに倒れこんだが、すぐさま立ち上がってプレーを続行。同18分にはサウサンプトンが左サイドを崩されコンゴ代表MFエリアス・カチュンガにシュートモーションに入られたが、吉田のスライディングタックルで難を逃れた。このシーン以外にもサウサンプトンはハダーズフィールドに押され気味の展開で、吉田を中心に辛抱強く受ける形で、前半をスコアレスで折り返した。

 後半23分にはペナルティーエリア内に入り込んだムーイのシュートを吉田が身体をブロックするなど、我慢の展開が続いた。それでも吉田は集中力を切らさずにプレーを続け、同40分にはドリブルで持ち上がり、そのまま攻撃参加。最後は左からのクロスにまで飛び込んだが、わずかに届かなかった。それでも吉田の奮闘もあり、サウサンプトンはスコアレスドローで勝ち点1を獲得した。

 オーストラリア戦とサウジアラビア戦(9月5日)のうち、1勝すればW杯の切符を獲得できる状況の日本にとって、ディフェンスリーダーの吉田が安定したプレーを見せたのは好材料だ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images