現状に満足はしていないが、中澤本人のパフォーマンスはこのFC東京戦でも際立つもので、大久保や前田の強力2トップをシャットアウトした。(C)SOCCER DIGEST

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[J1第24節]横浜 1-0 FC東京/8月26日/日産ス
 
 ウーゴ・ヴィエイラの虎の子の1点を守り切り、横浜がFC東京に完封勝利を収めた。これで14戦無敗、5試合連続無失点――とにかく負けない、失点もしないトリコロールは、暫定ながら2位に浮上した。
 
 伝統の堅守をベースとした盤石の強さで、着実に勝点を積み上げ、優勝戦線に名乗りを挙げている。しかし、不動のCB中澤佑二は厳しい視点でFC東京戦を振り返る。
 
「結果だけを見れば、良い記録が続いていますけど、ここ5戦、内容はそこまで良くない。チームとして毎試合、ピンチはたくさんあるし、チャンスをなかなか決められない。難しいゲームが続いている」
 
 快進撃を見せるなかでも、浮かれた様子はない。「ディフェンスとして、自分も含め、チーム全体のパフォーマンスに納得がいかなかった」という。
 
 もちろん、勝点3を取れたことは「優勝を目指していくうえで、大事な結果」だが、そこに満足しない“危機感”が、チームを、中澤を、さらに高みへと引き上げるはずだ。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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