【警告】磐田=大井健太郎(28分)、アダイウトン(74分) 神戸=ルーカス・ポドルスキ(終了後)
【退場】中坂勇哉(89分)
【MAN OF THE MATCH】松浦拓弥(磐田)

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[J1リーグ24節]磐田2-1神戸/8月26日/ヤマハ
 
【チーム採点・寸評】
磐田 7
個々がハードワークを厭わず、それぞれの役割をやり遂げた。攻守の切り替えも良く、特にカウンターの威力は迫力に満ちていた。

【磐田2-1神戸 PHOTO】川又、直接FKを沈めた松浦の2ゴールで磐田が逆転勝利!
 
【磐田|採点・寸評】
GK
21 カミンスキー 6
ポドルスキに5試合ぶりのゴールを決められたが、それ以外は特に問題なし。ハイボールに対しては、タイミング良く飛び出して無難に処理した。
 
DF
3 大井健太郎 6
3バックの中央に立ち、冷静な振る舞いで最終ラインを支える。セットプレーでは積極的にゴールも狙った。
 
5 櫻内 渚 6
前半から積極的に高い位置を取り、攻撃にも顔を出した。85分には、右クロスをアダイウトンの頭に合わせるも、シュートは惜しくもクロスバーに阻まれた。
 
24 小川大貴 6
立ち上がりは攻め上がった背後を突かれる場面もあったが、徐々に安定感を示す。1対1の局面では、力強い守備で堂々と渡り合う。
 
35 森下 俊 6
球際で競り負けず、正確なパスも披露。試合終盤は相手のパワープレーを受けるも、集中力を切らさず冷静に対応していた。
 
41 高橋祥平 6.5
ポドルスキ、ハーフナーの強力2トップに対し、前半から闘志漲る守備で応戦。機を見て積極的に攻め上がり、前線をサポートするなど存在感を放った。
 
MF
7 上田康太 6(65分 OUT)
4試合ぶりの先発も、終始冷静に振る舞う。ゴールには結びつかなかったが、セットプレーでは正確な左足のキックも光った。
 
8 ムサエフ 6.5(90+2分 OUT)
中盤の底に止まらず、積極的に高い位置に侵入。パス捌きも良く、正確なサイドチェンジで攻撃を上手く循環させていた。
 
15 アダイウトン 7
後半に入り、持ち味の推進力を存分に発揮。DFのマークをいとも簡単に突破してしまう打開力は凄まじかった。
 
40 川辺 駿 7
スペースで上手くパスを引き出してチャンスに絡む。敵のボールホルダーに鋭く食らいつき、攻撃を遅らせる働きも効いていた。
FW
20 川又堅碁 7
鋭い嗅覚は健在。同点弾を決めた場面以外でも、力強いキープ力や切れ味鋭い動きから度々ゴールに迫るなど、DFに怖さを与えていた。
 
交代出場
MF
MAN OF THE MATCH
11 松浦拓弥 7.5(65分 IN)
敵の最終ラインと中盤のギャップを上手く突いて、勢い加速させた働きは見事。決勝ゴールとなったFKも、コース、威力とも完璧だった。
 
DF
33 藤田義明 ―(90+2分 IN)
守備要員として出場。時間が短く見せ場はなかったが、神戸の反撃を跳ね返すべく懸命にサポートしていた。

監督
名波 浩 7
体調不良により中村を失うアクシデントにもめげず、狙い通りの戦いを遂行。交代策も見事にハマるなど、文句なしの采配だった。
【チーム採点・寸評】
神戸 5
試合の入りは悪くなかったが、徐々に押し込まれるとミスから自滅。攻守とも課題が残るゲームになった。
 
【神戸|採点・寸評】
GK
18 キム・スンギュ 5.5
結果的に2失点。シュートへの反応、キックフィードに問題はなかったが、これと言って目を引くプレーもなかった。
 
DF
5 岩波拓也 5
不用意なミスから大ピンチを招くなど、本来のパフォーマンスではなかった。後半は川又の対応に苦戦し、やや浮ついていた印象。
 
3 渡部博文 5.5
空中戦の力強さは健在も、ピンチの局面ではやや慌てる場面も。アダイウトンの突破に再三手を焼かされた。
 
22 橋本 和 5.5
タイミング良く攻め上がっていた一方、クロスの質が悪かったのが気になった。試合終盤は、対人守備で後手を踏む場面もあった。
 
39 伊野波雅彦 5.5
磐田にペースを掴まれた後半は、徐々にパフォーマンスが低下。効果的な攻め上がりもあまりなく、守備でも安定感を欠いた。
 
MF
16 高橋秀人 4.5
不用意にボールを失い、ピンチを招くシーンが前後半とも散見された。とりわけ後半は途中出場の松浦に自由を与えるなど、安定感に欠けた。
 
14 藤田直之 5.5
攻守に奔走するも、運動量が落ちた後半は守備への切り替えが鈍くなった。攻撃面でもインパクトを放てず、終始影が薄かった。
 
13 小川慶治朗 5.5(74分 OUT)
前半から右サイドを上下動し、8分には右クロスから決定機を演出。しかし、時間の経過とともに後手に回り、途中交代を余儀なくされた。
 
19 渡邉千真 5(82分 OUT)
スタートは左サイド、途中からは2トップの一角も務めたが、どちらも持ち味は生かされず……。ストレスを溜め込んだまま途中でピッチを去った。
FW
9 ハーフナー・マイク 5.5(57分 OUT)
8分、小川のクロスにニアサイドで合わせたシュートはクロスバーに直撃。前節の横浜戦に比べて動きは若干軽かったが、見せ場は限られた。
 
10 ルーカス・ポドルスキ 5.5
来日して3ゴール目となる先制点を奪うも、物足りなさが浮き彫りに。味方との連係、レフェリングに対して、不満を溜め込んでいた様子だった。
 
交代出場
MF
31 中坂勇哉 4(57分 IN)
積極性は見えたが、ボールを持っても効果的なプレーはなし。終了間際には、自陣深くでのラフプレーで退場処分に。
 
MF
8 ウエスクレイ 5(74分 IN)
ジョーカーとして投入されるも、ドリブルで仕掛ける場面はほぼなく沈黙……。試合の流れに入りこめず終了を迎えた。
 
MF
7 ニウトン ―(82分 IN)
存在感を発揮したのは、終盤のパワープレーのみ。出場時間が短く、フィジカルを全面に押し出した守備は生きなかった。
 
監督
吉田孝行 5
再建へ取り組んできた守備組織が乱れて逆転負け。1点ビハインドの状況で攻撃的な選手を投入しなかった采配は疑問だった。

取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。