“退場”スターリングの劇的AT弾でシティがボーンマスに逆転勝利!《プレミアリーグ》

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▽プレミアリーグ第3節、ボーンマスvsマンチェスター・シティが26日にヴァイタリティ・スタジアムで行われ、アウェイのシティが2-1で逆転勝利した。

▽前節、エバートンとのホーム開幕戦を1-1のドローで終えて開幕連勝を逃したシティは、開幕2連敗中のボーンマスとのアウェイゲームに臨んだ。グアルディオラ監督は直近のエバートン戦から先発4人を変更。出場停止のウォーカーに代わってダニーロ、さらにストーンズやアグエロ、ザネに代えて、スターリングとこれがデビュー戦となるメンディ、初先発のベルナルド・シウバが入り、[4-3-2-1]の新布陣を採用した。

▽[4-3-2-1]の布陣を採用したシティに対して、ボーンマスがキングとデフォーを最前線に配した[3-5-2]の新布陣を採用。立ち上がりに注目が集まった中、序盤は右サイドのアダム・スミスの攻め上がりを活かしたホームチームがキングやデフォーのフィニッシュでゴールに迫る。すると13分、ボックス手前左でゴスリングのクロスのこぼれ球に反応したダニエルズが得意の左足を一閃。アウトにかかった鋭い弾道のシュートがクロスバーの下側を叩いてファーポストに決まった。

▽ダニエルズのスーパーゴールで先制を許したシティは、その後も相手の素早い攻守の切り替えに苦戦し、思うように主導権を掴めない。19分にはサーマンの浮き球パスに反応してゴールに飛び込んだデフォーに右足ボレーを許すが、ここはGKエデルソンが至近距離からのシュートをビッグセーブで阻み、事なきを得る。

▽序盤から厳しい展開が続くシティだったが、頼れる若武者がワンチャンスを活かす。21分、敵陣中央での素早いリスタートからシルバにボールを預けてゴール前に走り込んだガブリエウ・ジェズスが巧みな動き出しでDFアケの前に身体を入れ、シルバからのスルーパスを冷静に左隅へ流し込んだ。

▽ジェズスの同点ゴールで流れを引き戻したシティは、24分にジェズス、27分にはダニーロがボックス内で際どいシュートを放つが、相手GKの好守に遭う。その後は完璧に試合を支配したシティが相手陣内でハーフコートゲームを展開するが、割り切って守るボーンマスの守備を崩しきれず、試合は1-1で折り返した。

▽迎えた後半もシティペースで試合は進むが、前半同様にボーンマスが粘り強い守備を見せる。また、要所でインテンシティの高さを見せるボーンマスは60分、敵陣のボックス手前右角でボールを奪ったアーターからの横パスをボックス中央のキングが左足ダイレクトで狙うが、これは左ポストを叩いた。

▽後半に入って攻めあぐねる場面が増え始めたシティは、66分にベルナルド・シウバを下げて切り札のアグエロを投入。この交代でアグエロを最前線に配置し、スターリングとジェズスが2シャドーに入った。この交代で攻勢を強めるシティは74分、左CKの場面でDFに競り勝ったオタメンディがヘディングシュートを放つが、このシュートは左ポストの内側を叩き、跳ね返りのボールはGKベゴビッチの腕の中に収まった。

▽その後、足を痛めたジェズスに代えてザネを投入して勝ち点3を目指すシティは、86分にボックス手前で得たFKをアグエロが直接狙うが、これはわずかに枠の右。試合終盤にかけては負傷したアフォベの治療やベンチサイドの両指揮官の第4審判への抗議の影響で当初掲示された5分を大きく越えるアディショナルタイムの中で白熱の攻防が繰り広げられる。

▽すると97分、ムセのファウルを巡る判定でボーンマスの選手が一瞬気を抜いた隙を突いたシティがボックス付近のアグエロのポストプレーを起点に、ボックス右に抜け出したダニーロが折り返す。これがDFに当たってゴール前のスターリングにこぼれると、すかさず右足を振り抜く。DFにディフレクトしたボールがゴール左隅の絶妙なコースに決まり、土壇場でシティが逆転に成功した。

▽このゴールセレブレーションでピッチサイドの観客と盛大に喜びを分かち合ったスターリングは遅延行為で2枚目の警告を受けて退場となるも、ストーンズの投入で逃げ切ったシティが敵地で大きな勝ち点3を手にした。