24日、韓国・イーデイリーが「人情」と題し報じた写真記事に、韓国のネットユーザーから反響が寄せられている。写真はソウル・南大門市場。

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2017年8月24日、韓国・イーデイリーが「人情」と題し報じた写真記事に、韓国のネットユーザーから反響が寄せられている。

写真は、ソウル中心部の南大門(ナンデムン)市場近くで撮られた2枚。この日香港を直撃した大型台風の影響でソウルの街にも時折雨が落ちていたが、雨具を持っていないのか、外国人観光客の家族が路上で雨にぬれる様子が最初の1枚に写っている。周囲を行く地元の人たちはほとんど皆傘を差しているので、それなりの量が降っているようだ。

すると、この家族に近づく婦人が現れた。2枚目の写真を見ると、女性は若い母親が抱く1歳くらいの子が雨にぬれないようにと気遣ったらしく、母親とその子に自分が差していた傘を差し掛け、子どもに笑顔を向けているように見える。近くに立つ外国人の父親もこれにほほ笑みで応じている。

街中で偶然に撮られた何気ない風景だが、この写真には韓国のネットユーザーから「すてきな写真」「じーんときた」「優しい心の持ち主なんだね。見習わなきゃ」「ありがたい方だ」「簡単そうに見えるけど、実は簡単なことじゃないと思う」など感激のコメントが多数寄せられている。

また「英語を話すより、こういう行動こそが韓国のイメージを良くするんだ」「この外国人家族は一生、韓国をいい国だと思ってくれるはず」「彼女は韓国に対するいい印象を植え付けてくれた愛国者だ」と、女性の行動を単なる「善行」にとどまらず国のイメージ向上に寄与するものだと指摘する声も。

一方で、「これが韓国の本当の姿だ」「これこそが韓国を代表する『情』というものさ」「さすがわが“母さん”たちの温かさは世界最高!」など、この風景こそ韓国社会ならではの人情を表現しているとの声も多い。また「昔なら当然の行為だったけどね。いつからこんなに世知辛い世の中になってしまったのか」「誰からもこういう行動がみられるような国になるといいね」「共に生きる社会、弱者のための社会、未来がある社会に!」と、失われつつあるその「人情」を取り戻そうと意欲を示すコメントも目立った。(翻訳・編集/吉金)