【警告】横浜=松原(29分) FC東京=大久保(90分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】ウーゴ・ヴィエイラ(横浜)

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[J1リーグ第24節]横浜 1-0 FC東京/8月26日/日産スタジアム
 
【チーム採点・寸評】
横浜 6.5
前半を0-0で終えるのは、ある意味、いつもの勝ちパターン。攻撃の強度をやや高めた後半は、相手陣内でのプレー回数とCKの本数は増え、ワンチャンスを生かして途中出場のH・ヴィエイラが決勝点をねじ込む。最後はCB栗原の投入で3バック気味に守り、逃げ切った。
 
【横浜|採点・寸評】
GK
21 飯倉大樹 6
スペースを狙ったグラウンダーのキックは、惜しくもつながらず。89分には中島に決定的なシュートを浴びたが、これはバーに救われた。
 
DF
27 松原 健 6
寄せられても慌てずにボールをコントロール。近くにいるマルティノスや喜田とのパス交換で局面の打開を図った。
 
22 中澤佑二 6.5
前半終了間際の前田とのマッチアップでは格の違いを見せつける。エアバトルも安定し、圧巻のディフェンス技術でクリーンシートを達成。攻撃のスイッチを入れる縦パスも。
 
34 ミロシュ・デゲネク 6.5
18分には思い切りの良いミドルを放つも、これは決まらず。本職の守備では、早い戻りで撥ね返す。中央から攻め込まれても、サイドから崩されても、ゴール前では中澤とのコンビで鉄壁の壁を築いた。
 
24 山中亮輔 6
ひとつ前の齋藤をタイミング良く追い越すオーバーラップが光る。クロスの質も高く、チャンスメイクに貢献した。
 
MF
5 喜田拓也 6.5
巧みな身体の使い方でボールをキープし、高い危機察知能力でこぼれ球を処理。中盤の攻防で存在感を放った。
 
6 扇原貴宏 6.5
タッチライン際を走る味方にピタリとつけるロングパスはさすが。勝負どころを見極めて、ニアゾーンに侵入してH・ヴィエイラの決勝点をアシストした。
 
20 マルティノス 5.5(90+2分OUT)
14分の右足シュートはコースが甘くキャッチされる。52分と62分にも決めてもおかしくないチャンスがあったが、この日はゴールが遠かった。
 
14 天野 純 5.5(81分OUT)
狭いエリアでも消極的にならず、果敢に相手ゴールに向かったプレーを見せる。球際も激しく勝負したが、自慢のセットプレーはこの日は不発に終わる。
 
10 齋藤 学 6
序盤から攻守にキレのあるプレー。縦への突破から、“触ればゴール”というクロスを供給したが、誰も合わせられなかったのは残念だった。

【PHOTO】横浜を彩る美女チアリーディングチーム『トリコロールマーメイズ』
FW
17 富樫敬真 4.5(55分OUT)
4試合ぶりの先発。積極性は随所に見られたが、バイタルエリアでの粘りが足りず、仕掛けても奪われる始末。自身のボール逸から二度、危ないシーンを作られるなど、不完全燃焼に終わる。
 
交代出場
FW
7 ウーゴ・ヴィエイラ 7(55分IN) MAN OF THE MATCH
扇原のクロスに対し、上手くファーに回りながらヘッドで逆サイドを狙い、鮮やかな決勝点! マン・オブ・ザ・マッチは文句なしでこの男だ。
 
MF
25 前田直輝 -(81分IN)
天野に代わり、そのままトップ下に入る。プレーに絡む頻度はそこまで多くなく、持ち前のドリブルも出し切れなかったか。
 
DF
4 栗原勇蔵 -(90+2分IN)
中澤とデゲネクの間に位置し、守備固め。最終ラインをさらに厚くして、クローザー役を全うした。
 
監督
エリク・モンバエルツ 6.5
後半途中に送り込んだH・ヴィエイラが決勝点をゲット。最後はCBの枚数を増やして逃げ切るなど、手堅い采配で勝利を呼び込んだ。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
【チーム採点・寸評】
FC東京 6
相手のボールホルダーを素早く囲むなど、システマティックなサッカーは機能していたが、攻撃時に時間をかけ過ぎて、横浜の堅守を崩せなかった。守備はそこまで破たんしていなかったものの、一瞬の隙を突かれて痛恨の失点を喫した。
 
【FC東京|採点・寸評】
GK
33 林 彰洋 5.5
前半の途中に、左膝を気にする場面もあったが、最後までプレー。H・ヴィエイラのヘディングシュートは、左右に振られて防げなかった。
 
DF
22 徳永悠平 6
先手を取るポジショニングでピンチを未然に防ぐ。局面の勝負でも力強さを見せて、齋藤をよく抑え込んだ。
 
14 チャン・ヒョンス 5.5
3バックの中央で安定感あるディフェンスを披露。最後尾でのパス捌きも問題なかったが、失点の場面では、回り込むH・ヴィエイラに背後を取られた。
 
5 丸山祐市 6
ハードなチャージで簡単に相手に前を向かせず。正確なサイドチェンジで攻撃に広がりを持たせた。
 
MF
8 郄萩洋次郎 5.5
中盤の底でテンポ良くボールを出し入れ。状況に応じて高い位置にポジションを取り、フィニッシュワークに顔を出したが、ループで狙った39分の1対1は決めたかった。
 
26 柳 貴博 5
リーグ戦初出場。前半はほとんど見せ場を作れず、後半に入っても思うようにサイドを突破できないまま、アピールできなかった。
 
37 橋本拳人 6(88分OUT)
前を向いた時の推進力で脅威を与える。守備に切り替わった際の出足も鋭く、プレーエリアは広かった。
 
7 米本拓司 6(80分OUT)
12分には自ら持ち込んで威力のあるシュート。献身的なサポートでボールの流れを良くし、守備の意識も高かった。
 
25 小川諒也 5.5
5試合ぶりの出場。攻守のバランスに気を配りながら、左サイドで起点となる。ただし、後半はややトーンダウンしたか。
 
FW
20 前田遼一 5.5(71分OUT)
大久保と適度な距離感を保ちながらのハイプレスは、横浜守備陣も嫌がっていた印象。ただ、ゴールという結果は残せず。
 
13 大久保嘉人 5.5
中盤に降りてきて組み立てに参加。53分には良い形で中央から狙ったが決まらず。時間の経過とともに、フラストレーションが溜まっていった様子だった。
 
交代出場
FW
15 永井謙佑 5(71分IN)
前線にいながらも、ボールを奪う意識は高かったが、快足を武器に敵陣を切り崩すシーンはほぼなかった。
 
MF
23 中島翔哉 -(80分IN)
FC東京でのラストマッチ。89分にはフワリと浮かした“らしい”シュートで同点弾を狙ったが、バーに嫌われてしまった。
 
FW
9 ピーター・ウタカ -(88分IN)
限られたプレータイムの中、懸命にゴールを目指したものの、周囲との連係もままならず、ラスト3分の1で怖さを発揮できなかった。
 
監督
篠田善之 5.5
次々と攻撃的なカードを切り、勝点奪取を試みたが奏功せず。相手を押し込む時間帯はあったが、最後の一押しが足りなかったか。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。