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お笑い芸人のブルゾンちえみが、日本テレビ系大型特番『24時間テレビ40 告白 〜勇気を出して伝えよう〜』(8月26〜27日放送)のチャリティーマラソンのランナーに決定。なぜブルゾンが選ばれたのか、番組内で起用理由も発表された。

当日発表されることになり、例年以上に注目を集めていた今年のランナー。この"当日発表"は、歴代ランナーを支えてきたトレーナーの坂本雄次さんの「僕がちゃんと伴走できるの最後かもしれないから、今までにないことがしたいね」という一言がきっかけだったという。また、坂本トレーナーは「24時間走れるだけの体力、精神力、体力のある人にしよう」と言い、候補者たちの練習を細かくチェックし、ギリギリまで見て決定した。

ブルゾンは高校時代、陸上部に所属し、長距離のランナーだった。坂本トレーナーは「ポテンシャルが高い。例年よりは練習の回数は少ないんですけど、回数の問題を気にすることがないくらい優秀。(メンタル面は)めっちゃ強い。半端ないと思います」と太鼓判。候補者の中で誰よりも練習し、3回目の練習で30キロ走ったそうで、それは間寛平以来とのこと。

坂本トレーナーから本人に通達されたのは、スタートのわずか1時間前。その後、20時44分に都内某所のスタート地点で「ランナーはこの人です!」と発表され、いつも通りwith Bことブリリアンを引き連れて登場したブルゾンは、「本当に選ばれて光栄です。まだ戸惑っていますが、最後まで走り切りたいと思います」と宣言した。

なお、ランナーのヒントとして「走る理由がある人」と発表されていたが、ブルゾンには「何かを諦めようとしている人に、もう少しだけ頑張ってほしいと伝えたい」という走る理由が。今年1月1日放送の『ぐるナイおもしろ荘2017』(同局)をきっかけに大ブレイクしたブルゾンだが、芸人の夢をあきらめようとして「最後に悔いのないように、好きな人の大好きな曲で勝負しよう」と生まれたのがあの"35億"ネタ。その経験からエールを送りたいという。

ブルゾンは、ランナー決定までの経緯がまとめられたVTRを見て、スタート前から涙。「本当に光栄なことだと思います。こんなこと自分の人生の中で起きると思っていなかったので、精いっぱい頑張りたいと思います。ありがとうございます、選んでくださって」とあらためて意気込みと感謝の気持ちを伝え、『24時間テレビ』の第1回総合司会を務めた萩本欽一のスターターで8時53分に出発した。