犬の睡眠時間

犬は人間と違って良く寝ます。一日平均12〜14時間寝ると言われています。寝ている時間はずっと熟睡しているわけではありません。熟睡していたり、うとうとしていたりしています。また、犬は眠いから寝る以外に、暇だから体力温存のために寝ることもあります。

犬が睡眠不足になると

人間も睡眠不足になると、疲れを感じたり、イライラしたり、体調不良になったりと色々弊害が出ます。犬も同じです。よく寝ていても質の良い睡眠でなければ、イライラしたりします。また、長期的に見て、睡眠不足による体調不良から、免疫の低下により病気になったり、決して大げさではありませんが、寿命が短くなったりすることもあります。

犬の質の悪い睡眠

熟睡できず、うとうとしていてちょっとした物音で飛び起き、わんわん吠えまくる。愛犬の睡眠の質はどうでしょうか?このような状態の睡眠は、質が悪い睡眠です。

そもそも犬は群れで生活する生き物なので、絶対的な権力を持つボスの元生活しています。ボスが何かあったら守ってくれるので、他の犬はよく眠ることができるのです。

つまり、家でも人間がボスであり、家族の中で犬の順位が最下位であれば犬は安心してよく眠ることができます。

我が家の愛犬は若い時から良く寝ます。分離不安という問題を抱えてはおりますが、(もう老齢なので矯正は考えていない)一度寝ると、こちらがビックリするくらい起きません。こちらが焦って、軽くゆすっても起きないことも何度もありました。それだけが要因ではないとは思いますが、これといった大きな病気をすることなく、17歳になります。まだよく食べますし、自力で歩くこともできます。

犬の質の良い睡眠をとらせるには

では、質の良い睡眠をとらせるにはどうすればいいか、ということになっていきますが、大きく分けて2つあります。
1つは運動もう1つは良いストレスをかけてあげるということです。
後は、成犬であれは1日2回の食事を、朝少なめ、夜多めにしてお腹いっぱいにしてやることです。お腹がいっぱいになると眠くなるので、小さいことですがやってみる価値はあります。

1.犬に運動をさせる

一口に運動といっても、毎日朝晩散歩しているわ。という方もいるかもしれません。けれどそれは運動ですか?散歩はご近所を20〜30分てくてく歩き、糞尿をさせる程度の方が多いと思います。

歩くスピードも、人間のペースですので、犬の背骨が歩くたびに左右にぶれる歩き方。これは犬にとっては運動ではなく、気晴らしです。さらに言うなら、この背骨が左右にぶれる歩き方をずっと続けていると、骨格に負担がかかります。

犬にとっての運動

では運動とは、人間に例えるならばジムやフィットネスで積極的に身体を動かすことです。

犬は、人間によって様々な用途で使うために品種改良してきました。牧羊犬は仕事上1日に平均30kmは走ります。猟犬も山一つ走るのは何ともないです。愛玩犬であるトイプードルでも運動は大好きです。

ドッグランを利用

ドッグランへ行って他の犬と遊ばせる(犬同士が遊ぶ15分は、人間が遊ぶ2時間に匹敵すると言われています)迷惑のかからない場所で、長いリードを付けてボール投げする。などが効果的です。犬を思えばリードを外して思いきり走らせてやりたいところですが、周囲に迷惑をかけるので、リードを外すのはやめましょう。ルールやマナーを守らない一部の飼い主さんのおかげで、年々入れる公園が減ってきているのも事実です。

2.犬に良いストレスをかける

神経を使わせる、つまり良いストレスをかけるということです。
ストレスは良くないものですが、すぐに解消させる事によって、神経を使い犬が疲れてぐっすり寝ることにつながります。ですから、ここでは良いストレスといわせてください。

人間で言うと?

ではちょっと思い出してください。私達が小学校、ないし中学校などの授業で、先生が怖い、厳しい人だと授業中緊張していますよね。そして、就業のチャイムが鳴った時「ああ、終わった」とホッとしませんでしたか?犬にも同じことをしてあげると、神経を使ってくれます。

神経を使うとは?

今の家庭犬は、万年日曜日な状態であることがほとんどです。2食昼寝つきですよね。ちょっとうらやましい生活ですが。しかし、私達が万年日曜日で、「家事も仕事も何もしなくていいよ、好きなことだけしてていいよ」という生活になったら、初めは楽しいかもしれません。ですが、時間が経過するにつれてぐうたらになってしまいますよね。犬もそれに近い状況なので、神経を使わせてあげます。

お勉強の時間を設ける

つまり、1日1回お勉強の時間を設けるのです。ただし、犬の集中は15分程度といわれているので、短時間学習にします。具体的には、基本服従訓練といわれている「スワレ」「マテ」「コイ」です。そして、終わりにする時には犬がきちんとできることを指示し、できたらいっぱい褒めてあげて遊んであげましょう。

ここで注意したいのが、最後にできないことを指示して、できないままにしてはいけないということです。そうすると「できたね、じょうずね」と褒めてあげることができず、犬はお勉強が嫌いになってしまいます。

まとめ

 犬は暇さえあれば寝ていますが、その睡眠にも質があり、質の良い睡眠を取らせてあげるということは、犬の健康状態をも左右するということです。そして熟睡させるには、運動と神経を使わせてあげて、心身ともに疲れさせてあげればよく寝てくれます。