怖い話は好きですか? 夏になると毎年のように流行しますが、「ヤダヤダ!絶対聞きたくない!」という女子は多いですよね。でも、怖い話を利用して男子にモテモテになれてしまうとしたら……? 怖いことなんか、ひとつもないっ! 今回は官能系を得意とする小説家の小川沙耶さんに「男子をエッチな気分にする怖い話の仕方」を教えていただきました。

男子は女子の“怖がっている姿”が大好き!

沙耶「まず、これは知っておいて損はないので聞いてほしいのですが、男子は女子の怖がっている姿が大好きです。見るとワクワクします。感受性の強い男子なら、それが“ムラムラ”の一種なのだと気づくでしょう。

小さいころから、男子は女子のことを怖がらせようとしてきませんでしたか? 見たいんですよね、怖がっている姿が。

なのでポイントとして、“自分を怖い話の主人公にする”ということを忘れないでください。あなたが怖がっている姿を想像させることは、あなたの魅力を感じさせることにつながります」

1:お風呂の話をする

沙耶「お風呂って、怖いですよね。密室だし、ひとりきりだし。シャワーの音で、外の気配を感じにくいし。とくに髪を洗うときなどは、目をつぶるので、暗闇のなか、いろいろなことを想像してしまいます。“お風呂”を舞台にした怖い話は多いですよね。

“この間ね。仕事で本当に疲れて家に帰ったんだけど、部屋に入った瞬間、なにか変な違和感があったの。でも疲れていたし、それが原因かなと思って、ゆっくりシャワーでも浴びようと、お風呂に入ったんだ。そしたらね、遠くのほうで、子供が遊んでいるような声が聞こえてきたの”

“おかしいと思ったんだ……。だって、私の部屋、23階で防音だから、お風呂に入ってドアを閉めていれば、外の音はまず聞こえない。え? なんだろう。まさか窓開けっ放し?……と思って、バスタオルを巻いて部屋のほうへ向かったんだ”

ありがちなお風呂の怖い話の出だしですが、こういう話をしたとき、男子がなにを考えてしまうかわかりますか?

“どうして子供の声がしたんだろう? まさか幽霊?”とか考えていると思いますか?

違います。彼が想像してしまうのは、あなたの裸です。裸で怖がりながら、バスタオルを巻いた姿を想像してしまうのです。

怖い話のオチは、

“タオル一枚で部屋に戻ると、テレビがついていて、映画で子供が遊んでいる声だった。でも、テレビなんてつけた覚えないんだよ? なんでついてたんだろう……。誰かいたのかな!?”

など、なんでもいいですが、怖がっている様子を継続させ、彼の前でも実際に怖がります。

“あーん、怖いっ。怖いよー!”と、その場で彼にしがみつくこともできますね。これはさらに効きます。

さらにトドメをさしたいのならば、“怖いから、今日、泊まってくれない?”と上目遣いで決まり。ここまですると彼は断る術なく、ノックアウトでしょうね」

2:襲われそうになった話

沙耶「怖い話というのは、なにも幽霊が出そうな話ばかりではありません。女子にとっては“男子に襲われそうになった”も怖い話ですよね。こういう話も、男子は聞くと、“大丈夫か? 許せない!”と言いつつも、抑えきれないムラムラを感じてしまうもの。

例えば、合コンで知り合った人にかなり無理矢理触られた話とか、痴漢にあった話とか。“いきなり胸に手を入れてきたんだよ!”とか、具体的な描写があればあるほどいいですね。その姿を相手に想像させることが目的ですから。聞いた相手は、かなりムラムラしてしまいます。

これも、“怖かったよぉ!”と相手にむにゅっと密着すると、さらに効果あり。興奮しているところに密着ですから、“もう我慢できない……ッ”レベルまで男子を追い詰めます。

“大丈夫……。俺が守ってあげるよ”と、男子もそういうシチュエーションでは抱きしめやすいですし、そのままコロッと落とすのは容易ですね。

抱きしめられながら、“かかったな”とニヤリしてはダメですよ」

男子がスイッチオンになってしまう「エロ怖い話」の語り方を教えていただきました。女子は大っ嫌いな人が多い「怖い話」。なぜ男子は「好き」という人が多いのか、そして、なぜ女子が嫌がっているのに話をしようとしてくるのか、よくわかりましたね。

その本質を利用して、男子にモテちゃってください。

【取材協力】

小川沙耶(おがわさや)・・・小説家、恋愛コラムニスト。女性のリアルな性と恋愛を描くためという名目で、現在も派遣OLとして週2回勤務中。いまいちやめどきがわからない。著作に『女性社員から「きもい」と言われない働き方』ほか、多数。漫画の原作も手掛けている。