私は根っから争いごとが嫌いな質なので、口論を避けるためならできる限りのことをします。それでも、誰にでもよくあるように、ときおり争いに巻き込まれてしまうことはあるものです。

そうした状況に対処するためのさまざまなテクニックについては山ほど読んできたつもりですが、先日、すばらしいアドバイスを耳にしました。それは、「口論から何を求めているのかを相手に尋ねる」ということ。

もともとはトーク番組の司会者オプラ・ウィンフリーの助言だそうです。本当に彼女がそう発言したという記録は見つかりませんでしたが、いずれにせよ、良いアドバイスであることには違いありません。

私は積極的に衝突を避ける人間ですが、進んでそれを追い求める人もいます。争いを求める人たちは、口論を始めたときは心の中で目的を持っているのかもしれません。ところが、たくさんの感情が湧いてきて、目的がわからなくなってしまったり、目的をまったく口にしなかったりすることがあります。

たとえば、あなたは夫や妻に誕生日であることを忘れられてしまい、腹を立てているとしましょう。けれども、そうとは言わずに、お皿が汚れているとか、窓が開けっぱなしだとか、テーブルが散らかっているだとか、いろいろと文句を言った経験が一度はあるのではないでしょうか?

その場合、相手には、あなたが突然怒り出したように見えます。いつもの愚痴でない限り、いぶかしく思えるのではないでしょうか? そしてあなたは、なぜ怒っているのかを理解してもらえないために、ますます怒りを募らせることになり、すべてがコントロール不能な状況になってしまうのです。

そうならないために、口論が始まったら、相手が何を得ようとしているのかを、穏やかに敬意を持って尋ねましょう。

うまくいけば、何が問題なのかを話しやすくなります。あるいは状況を見つめ、ハグして一緒におやつでも食べればそれでいいのだと気づくかもしれません。もしかしたら、あなたが気づかないうちに相手の気に障るようなことをしていて、それを謝ってほしいだけということもあるでしょう。

相手に尋ねることによって、問題の根っこに少しだけ早くたどり着けて、壮大なバトルを繰り広げる必要がなくなるかもしれないのです。少なくとも、あなたは相手の考えに耳を傾けようとしていますし、実はそうしなかったことがそもそもの原因だったという場合もよくあります。

何が問題なのかを聞いたら、(ここでも穏やかに敬意を持って)それに答え、対処しましょう。あるいは、「あなたの話をきちんと聞いている」と伝えるだけでも良いかもしれません。実際に耳を傾けたのですから。それでもまだ意見が一致しない場合もあるでしょうが、ことによってはそれでも構わないのです。

相手の考えを聞き、理解していると認めるだけで、争いを終わらせる(もしくは少なくとも、その件について生産的な対話を始める)には十分なこともあります。相手の話をちゃんと聞くだけで、友情や結婚生活や仕事関係が保たれることも少なくないのです。

How to Defuse an Argument With a Few Words | Lifehacker US

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