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なんとか通すことのできた車検。
シャカイチ号はどんな点検を経て
車検をパスできたのだろうか?

「きっと車検の話、シャカイチに載せるよね
 メモ代わりに写真、撮っておいたからね」

優しい(優しすぎる)
シンリュウの箭内さんの心づかいに甘え
追加でお話をうかがいながら振り返ってみたい。

車検に通すためのチェックではなく
ポルシェに「健全に乗れるための」チェックだから
法規とは無関係なところもある(らしい)が、
そこも含めて楽しんでいただけるとさいわいだ。
シャカイチ号の「現状」もつまびらかになるだろう。

なお、お金の都合から、
「車検に通らないほどの状況ならば
 もちろん即パーツ交換
 それ意外は、今後の交換メニューを作る」
というテーマを設定し、チェックしていただいた。
(重ね重ね、お心づかいありがとうございます)

まずは走りだす前の3つの簡単なチェック。

1、警告灯のチェック
2、ハンドルセンターがしっかりしているかをチェック
3、夏の終わりはヒーター、今はクーラーのチェック

それから試運転をする。

「クラッチペダルの奥のほうが、
 ちょっと硬いね」と箭内さん。

「ということはクラッチ交換でしょうか……?」

プロにしかわからないところが多いはずだから
箭内さんの一挙手一投足にびくびくしてしまう。

「ははは、その必要はまだないよ
 てか上野くん、そんなに緊張しなくていいよ(笑)」

そんなこんなで、車検のチェックが進んでいった。

それから箭内さんは、
1〜6速まで順にギアを入れ感触をたしかめた。

「感触にヘンなところはないね。健康です」

直後に6速のままアクセルを一瞬やや強めに踏んだ。
そしてすぐに踏力を弱めた。
アクセル操作に対して車体の動きに少し遅れがあると、
ダンパーが弱っている証拠なのだという。
シャカイチ号は、ごくごくわずかに遅れる程度。
「ごくわずか」「ほんのちょっと」という言葉にも
いろいろな程度があるが、箭内さんの言葉を借りると
「年式を考えると、まったく健康」とのことだった。

ついでにマンホールなども敢えて踏み越えてみる。
音でも「へたり」のレベルを確かめられるのだそうだ。

冬の朝など気温が低いときに、
サスペンションのあたりから「クシュ」という音が
ごくたまに聞こえた(気がする)のだけど、
これはショックアブソーバーの縮む音だという。
ブッシュがだめだと「ギュッ」と鳴るのだそう。

サスペンションの走行テストに続き、
箭内さんの視点は、クラッチに移った。

それにしても箭内さんの運転はなめらかだった。
僕は、いまだに発進時にガクンとなったりするが
箭内さんはまるで引っかかりなく走らせる。

「もし発進のギクシャクが気になるなら、
 エアフロセンサーを換えるといいかもね」
とアドバイスをいただいた。
これだけでわりと改善することもあるらしい。
現状に慣れているところもあるため、
致命的な事態になれば交換も検討しよう。

ジャッキに戻すと、
今度はタイヤの「角度」を調べてくれた。
若干トーアウトになっているのだという。
クルマの進行方向にたいして、
タイヤが外を向いちゃっているやつですね。

「車検には通るんだけどね、
 ポルシェの基準からはハズレているね」
と箭内さん。調整してもらった。
それでどういうふうに走りの印象が変わったか?
ごめんなさい、ズボラな僕にはわかりませんでした。

いよいよ、エンジンのチェックだ。

※今回も最後までご覧になってくださり、
 ありがとうございます。

 これから、つづきを書きますね。
 たぶん明日には公開できるはずです。

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