以前からツイッターなどネット上で「ウマイ!」と呟かれているのを見かけ、気になっていた「ビーフバター焼き」。

福岡の老舗企業、風月フーズが手掛ける洋食店「グルメ風月」のオリジナルメニューで、約50年地元のビジネスマンの胃袋を満たし、愛され続けてきた。「天神ランチの決定版」ともいわれているこの一品、見た目はシンプルだけど、とってもおいしそう......!

どんな味なのか、出張で福岡に行ったJタウンネットの記者が実際に食べてみた。

初めてなのに、なぜか懐かしい味


基本のビーフバター焼き。ソースが飛び散らないよう、「肉らしか」と書かれたカバー付きで登場

「ビーフバター焼き」は、アツアツの鉄板の上にバターでソテーした牛肉の薄切りとスパゲティをのせたもの。そこに、野菜たっぷりの和風バーベキューソースをかける。

今回は天神にあるお店には、残念ながら足を運べなかったが、2017年1月にオープンした福岡空港内のフードコートにある「天神B.B.Quisine(ビー・ビー・キュイジーヌ)」でも食べられると知って、8月22日の出張帰りに立ち寄った。お店に近づくとさっそくお醤油がジューっと焦げるいい香りがしてきた。

メニューを見ると、基本のビーフバター焼き(600円、以下税込)のほかにも、オムレツとサルサソースを加えた「オムサルサ焼き」(850円)や柚子こしょう風味のポテトサラダに明太子加えた「めんたいも焼き」(1000円)などもある。100〜250円で博多ねぎやアボカド、チーズ、辛子高菜などトッピングも用意されていた。トッピングで楽しむのは新スタイルだそう。迷うところだが、記者は基本のビーフバター焼きを注文した。

時刻は午後6時。出来上がるまでに周りを見渡すと、隣の席にはビーフバター焼きにライスをセットにして食べている若い男性。斜め前には、仕事帰りらしきビジネスマン2人が、向かい合ってビール片手にビーフバター焼きをつついていた。おかずにも、おつまみにもなるらしい。



注文してから5分も経たないうちに出来上がり。ソースに混ぜてあるのは玉ねぎなのか、野菜の甘みに酸味が効いている。さっそく牛肉とスパゲッティを絡めながらいただくと、底のスパゲッティが一部「おこげ」になっていて、いいアクセント。想像していた通りにおいしかった。

初めて食べたのにどこか懐かしさを感じる、シンプルな料理。福岡で長く愛されてきたのも納得だ。次はトッピングを付けてビールと一緒に楽しみたい。