マンU再契約のイブラも新司令塔に太鼓判 「今季はムヒタリアンのシーズンになる」

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2戦4アシストと躍動 「待望の“10番タイプ”を発見か」と英紙特集

 マンチェスター・ユナイテッドは長きにわたってチームに創造性をもたらす不動の攻撃的MFを見つけられずにいるが、ついに適任者が見つかったようだ。

 日本代表MF香川真司も定着できなかったユナイテッドの“10番”として、プレミアリーグ開幕2試合で4アシストと躍動するアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンにスポットライトが当てられている。

 英紙「テレグラフ」は「ヘンリク・ムヒタリアンで、マンチェスター・ユナイテッドは切望していたナンバー10をついに発見することができたのか?」と特集。アレックス・ファーガソン元監督の引退以降、リーグタイトルから遠ざかるチームに待望のゲームメーカーが現れたのではと伝えている。

 記事では過去数シーズンの間に数々の10番候補がいたが、要求に応えることのできた選手はまだいないと指摘している。

「ユナイテッドはチームをイングランドのエリートに引き戻すためのクリエイターを熱望してきた。ポール・ポグバは史上最高額で契約したが、モウリーニョのゲームプランではクリエイティブな才能は制限されている。フアン・マタは今日まで彼自身を証明するのに十分な時間とチャンスを与えられたが、いまだにできていない。アンデル・エレーラはタイプが違う選手。シンジ・カガワとアンヘル・ディ・マリアは来て、去っていった。マルアン・フェライニも時々ストライカーの背後でプレーするが、ええとまあ、彼はマルアン・フェライニだ」

「みんな彼を過小評価していると思う」

 純粋な10番タイプではないフェライニの扱いには“いじり”が入れられているが、香川やディ・マリアなど期待された選手も十分な活躍を見せられなかったと記されている。ムヒタリアンも加入1年目は主にサイドで起用され、リーグ戦24試合で1アシストに止まったが、今季は早くも2試合で4アシストと存在感を急激に増している。

 ユナイテッドと再契約を結んだFWズラタン・イブラヒモビッチも、ムヒタリアンの活躍に太鼓判を押しているという。同紙が報じたところによれば、イブラは「今季はムヒタリアンのシーズンになると思う。なぜなら今季は素晴らしいスタートを切った。彼が世界でも他にはない名前をしているからなのか、みんな彼を過小評価していると思うよ」とコメントしているという。

 5季ぶりのリーグタイトルを目指すユナイテッド。28歳と円熟の時を迎えているムヒタリアンは、チームのメインキャストを張ることができるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images