『嘘の天才〜史上最大の金融詐欺〜』

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アカデミー賞を2度受賞したロバート・デ・ニーロがアカデミー賞監督バリー・レビンソンと再び組んだ大型ドラマ『嘘の天才〜史上最大の金融詐欺〜』が、スターチャンネルにて8月27日(日)独占日本初放送となる。

世界の金融界を揺るがした史上最高額の金融詐欺事件「バーニー・マドフ事件」の全貌を米HBOが映像化した本作は、本年度エミー賞のリミテッドシリーズ/テレビムービー部門にて、作品賞ほか4部門にノミネートされている注目作。

原作は、元NYタイムズ紙記者ダイアナ・ヘンリケスのノンフィクション小説。嘘の取引で多くの企業や個人に、総額650億ドルとも言われるほど甚大な損害を与えた悪名高き詐欺師バーニー・マドフの、富と名声からの劇的な失墜の物語を描く。映画界で長年活躍し、本格的なテレビの仕事は約40年ぶりとなるデ・ニーロはその熱心な役作りでバーニー・マドフになり切り、エミー賞の主演男優賞で候補になっている。さらに、マドフの逮捕後、100回以上インタビューを重ねてきた原作者ヘンリケスが本人役で登場している。

共演は、ミシェル・ファイファー(『I am Sam アイ・アム・サム』)、アレッサンドロ・ニヴォラ(『ジュラシック・パーク III』)、ネイサン・ダロウ(『ハウス・オブ・カード 野望の階段』)、クリステン・コノリー(『暴走地区-ZOO-』)、ハンク・アザリア(『フレンズ』)、リリー・レーブ(『アメリカン・ホラー・ストーリー』)、キャスリン・ナルドゥッチ(『ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア』)など。

メガホンを取ったレビンソンは、『スリーパーズ』や『ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ』でもデ・ニーロと組んでおり、アカデミー賞主要4部門に輝いた映画『レインマン』(1988年)で監督賞を獲得している。また、刑務所ドラマ『OZ/オズ』では製作総指揮を務めていた。

2008年12月、証券投資会社会長バーニーは妻ルース、そして二人の息子に驚愕の事実を明かす。彼は過去15年間にわたって顧客たちを騙して嘘の取引を行い、650億ドルもの破綻を招いたというのだ。その後、FBIによって彼が詐欺罪で逮捕されたというニュースはたちまち世界中の金融界を揺るがせ、家族を混乱の渦に巻き込んでいく。ある夜バーニーは、周囲からの批判に耐えかねないと嘆く妻ルーシーとともに自殺を図り...。

『嘘の天才〜史上最大の金融詐欺〜』はスターチャンネルにて8月27日(日)21:00より独占日本初放送。(海外ドラマNAVI)