景勝地が多く、独特の風習や文化が息づく能登半島。その先端に位置する珠洲(すず)市を舞台に「奥能登国際芸術祭2017」が9月3日から50日間開幕!荒々しい岩礁海岸の外海と穏やかな砂浜の内海を背景に、世界11カ国から集まったアーティストたちの作品を堪能しよう。

能登半島の先端に位置し、周囲を日本海に囲まれた農山漁村、奥能登・珠洲。寒流と暖流がぶつかり、大陸からの季節風が海の水蒸気を含んで雨を降らせ、独特の地勢も重なって、東西の植生が共存する豊かな自然に恵まれたこの地は、かつては遣唐使や北前船などの海上交易が盛んだったが、交通体系が陸運に変わったことで立地が逆に弱点となってしまい、過疎化が進行してきた。 最涯の地とされながらも、現存する日本文化の源流が湧き出る場所でもある点に着目し、ここから世界に向けて今までにない芸術祭を発信。伝統的な文化と最先端の美術が共鳴する芸術祭となるだろう。豊かな自然や人、文化と触れ合いたいなら、ぜひここへ。

参加アーティストである石川直樹が撮影した、能登半島先端に位置する珠洲市。

9月〜10月能登地域では秋祭りが盛んに行われている。写真の「伏見の秋祭り」は、「キリコ」が特徴。

アレクサンドル・コンスタンチーノフによる、珠洲市内4か所のバス停が作品となる「珠洲海道五十三次」。

ひびのこづえによる、元保育園を包み込む作品「スズズカ」。時としてパフォーマンスやその稽古に遭遇することも。

奥能登国際芸術祭2017
参加アーティスト/塩田千春、ひびのこづえ、浅葉克己ほか
会期/2017年9月3日(日)〜10月22日(日) ※会期中無休
会場/石川県珠洲市全域
料金/当日券 一般 ¥2,500、高校生 ¥1,000、小・中学生 ¥500
問い合わせ先/奥能登国際芸術祭 実行委員会 事務局総合窓口 tel.0768-82-7720
http://oku-noto.jp/