バイアイ、オッドアイ、ブルーアイと呼ばれる神秘的な瞳を持つ犬がいます。これらの犬種はその瞳の色からミステリアスな印象を与え、引き込まれるような魅力で根強い人気があります。

今回はそんなミステリアスな目を持つ犬種のご紹介と、特徴や飼うときの注意点をご紹介します。

バイアイ、オッドアイ、ブルーアイって?

神秘的なバイアイ、オッドアイ、ブルーアイですが、これらはどういった瞳のことを表すのでしょうか。

バイアイ、オッドアイ

左右の瞳の色が異なることを「バイアイ」もしくは「オッドアイ」と呼びます。正式には「虹彩異色症」と呼ばれます。

ブルーアイ

両目ともブルーの瞳を持つことを「ブルーアイ」と呼びます。極端にメラニンが少ないとブルーアイになるといわれています。

バイアイ、オッドアイ、ブルーアイを持つ犬種

バイアイ、オッドアイ、ブルーアイが生まれやすい犬種として、以下のような犬種があげられます。

1.ダルメシアン2.シーズー3.オーストラリアンシープドッグ4.ダックスフンド5.ドーベルマン6.シベリアンハスキー7.ボーダー・コリー8.パピヨン9.ジャックラッセルテリア10.ダルメシアン11.グレート・デン

(※すべてのこれらの犬種がバイアイ、オッドアイ、ブルーアイというわけではありません)

どうしてバイアイ、オッドアイ、ブルーアイになるの?

その色彩からもミステリアスなイメージを持つバイアイ、オッドアイ、ブルーアイですが、どうしてそういった色になるのでしょうか。

色素が薄い?

それは瞳(虹彩)の色素(メラニン)が「薄い」もしくは色素が「ない」ことで発生するといわれています。

また、発生する原因としては、先天性の理由と後天性の理由があります。先天性の理由としては、遺伝子が関係しているケースと、母犬の胎内で色素が正常に作られなかったケースが考えられます。後天性の理由としては、病気や事故により目の神経が損傷した結果、色素に影響したことが考えられます。

本来、色というものはその色素が少なくなるにつれて、青・緑・薄茶色・銅色といった色になります。前述した先天性、もしくは後天性の理由で瞳の色素が薄くなる、もしくは色素がなくなることで、バイアイ、オッドアイ、ブルーアイといった瞳を持つ犬が生まれることになるのです。

バイアイ、オッドアイ、ブルーアイの犬が注意したいこと

美しく神秘的というだけならいいのですが、色素が薄い、もしくはないということは他に問題が発生するリスクもあります。

紫外線の影響を受けやすい内臓疾患、視覚障害、聴覚障害の発症の可能性がある

色素が薄いため、その分、紫外線の影響をもろに受けてしまいます。また、幼犬の頃は問題がなくとも、成犬になって失明してしまうケースもあるそうです。

瞳に色素(メラニン)が薄い、もしくはないということは、その他の各器官にも色素の影響が出ている可能性があります。心臓の疾患や視覚に障害が発生する、目に近い聴覚に障害が発生するといったケースがあります。これらはマイナスの要因を持つ遺伝子を掛け合わせた結果だともいえるので、注意が必要です。

まとめ

とても魅力的な瞳を持つバイアイ、オッドアイ、ブルーアイですが、人気の陰ではマイナスの要因の遺伝子であることを理解しながら乱繁殖させるといった悪質ブリーダーの存在もあります。

もちろん健康には何ら問題がないこれらの瞳を持つ犬もたくさんいますし、これらの瞳を持つからといって、それがイコールで病気ではありません。

しかし、これらの目を持つ犬を迎え入れる際は、ただ美しいだけではなく、特にその要素を持つ理由やリスクを知って、どのように健康管理をするのかという点を飼い主が考えることが大切です。なお、こういった意識はバイアイ、オッドアイ、ブルーアイを持つ犬だから、ではなく、どんな姿でも犬という生き物を飼う以上、飼い主が意識したいことですよね。

犬の幸せはそのほとんどが飼い主次第で決まります。一度迎え入れた限りは最期まで責任をもって共に暮らしていきましょう。