(左から)千原徹也、舛添要一元都知事、MEGUMI

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 れもんらいふ千原徹也がアートディレクションを手掛けたロゴプロジェクト「キストーキョー(KISS,TOKYO)」のローンチパーティーに、元東京都知事の舛添要一氏がゲストとして招かれた。タレントのMEGUMIと共に登壇し、現在と未来の東京について意見が交わされた。
 「キストーキョー」は、当時治安が悪かったニューヨークを好きになってもらえるように、グラフィックデザイナーのミルトン・グレイザーが編み出した「I♡NY」のようなロゴを東京向けに作り、街をひとつにしたいという思いから発足。ファッションと組み合わせてもおかしくないようなデザインとしてキスマークを採用したという。発起人は千原のほか、ロバート秋山竜次の従兄弟でエースマーチャンダイズ代表取締役の秋山真哉と、女子高生起業家の椎木里佳やいきものがかり水野良樹のプロデュース業務を行うFIREBUGの佐藤詳悟の3人。3年後に迫る東京オリンピックではひとつの通過地点として「民間で作り上げる東京オリンピックマーク」となることを目指し、最終的には「I♡NY」のように文化として定着することを目標に掲げている。
 トークショーでは「東京に足りないもの」について語られ、舛添氏は「夜にコンサートがやっていなかったりレストランが空いていなかったり、大人のナイトライフがない。東京オリンピックはライフスタイルを変えるきっかけにしたい」と意見。夜遅くまで営業する店舗にはキストーキョーのロゴを与えるなど、上手に活用することを提案した。今から20年後にあたる2037年に向けては「20年後のために100年先のことを考えるべき。渋谷ではいま再開発が行われているが、都庁周りは何もしないと潰れる。常にどこかで工事が行われているような街にしていくと、100年後まで保つ」と持論を展開した。
 キストーキョーでは今後、企業数社とのコラボレーションなどを計画。また、定番の東京土産となるようなグッズ展開を視野に入れており、パーティーの会場内でもTシャツやクッションなどのサンプルが公開された。千原は「グラフィックデザインの価値を拡げるのは難しいが、このロゴプロジェクトを通じてデザインは面白いんだと思ってもらえたら嬉しい」とコメント。他の地域にも広まっていくことにも期待を寄せた。東京オリンピックでは"民間代表のオリンピックロゴ"として愛され、アーティストの野老朝雄が手掛けたエンブレムとも共存していきたい考えだ。舛添氏もキストーキョーについて「出来る限り手伝っていきたい」と前向きな姿勢を示した。