ポルシェ専門チューナーが、993型「911」に最新技術を取り入れた「400R」を発表! 価格はベース車別で7,500万円以上

【ギャラリー】Gunther Werks 400R Reveal11


今年のザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリングでは、ポルシェ専門チューナーのGunther Werksが、クラシックな「911」に現代の自動車技術や要素を取り入れた「400R」を公開した。空冷エンジンを搭載する最後の911となった993型、つまり多くの人が「最後の本物のポルシェ」と考えるモデルがベースである。
主な改造点は、巨大なウィングやバンパーやルーフ、フェンダーなどカーボンファイバー製のボディワークで、特にフェンダーはよりワイドなタイヤに対応するために30mm拡げられている。これらの改良は、Rothsport Racing社が設計した4.0リッター自然吸気水平対向6気筒エンジンを、最大回転数7,800rpmに達成させ、最高出力400hpと最大トルク45.6kgmを発生させるためには不可欠だったようだ。ゲトラグ社による特製6速マニュアル・ギアボックスは、400Rのために専用のギア比が設定されている。



新たに組み込まれたコイルオーバー・サスペンションは油圧式昇降システム、いわゆる"ハイドロ"(最も現代的な要素の1つだろう)で、前後にアンチロールバーが追加されている。リム幅が前後で異なる18インチのアルミニウム合金製ホイールの内側には、2組のブレンボ製のドリルド・ローターが装備され、強力な制動力を発揮するために高圧に改良されたブレーキ・ラインを備える。

インテリアもアップグレードされており、中でも目を引くのはGunther Werks社の特別なカーボンファイバー製シートと、後部座席の代わりに装着されたパーセルシェルフだ。内装のカラーや素材はオーナーの好みに合わせて大幅なカスタマイズが可能であるという。ボディ・カラーは18色が用意されているが、もっとこのマシンに合うと思う色があるなら、それで注文できる。もちろん、その場合は追加料金が発生する。



最後にお金の話をしよう。このGunther Werks 400R 911を手に入れるためには、最低でも52万5,000ドル(約5,700万円)は必要だ。だが、この金額にはベースとなる993型911は含まれない。自分でベース車を購入するか、あるいはGunther Werksがベース車を探して来た後、さらに掛かる改造費だ。つまり、この美しい空冷エンジンの911を自分のものにしたいなら、実際には60万ドル(約6,500万円)ほど見積もるべきだろう。

By JAMES RISWICK
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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